1 開催日時

令和3年12月1日(水)午後1時15分から午後4時15分までの間

2 開催場所

長崎県公安委員会会議室

3 委員発言

(1) 委員から、

「配偶者暴力防止・被害者保護法、いわゆる「DV防止法」改正に向けた素案が策定されたとの報道を目にした。
今回の案では、精神的暴力や性的暴力についても保護命令の対象となるということである。
同法が素案のとおり改正された場合、県警察としてはこれまで以上に多くの事案への対応を迫られることになるのではないかと感じている。
また、新型コロナウイルスの感染状況が一段落したと思っていたところ、オミクロン株という変異種の流行拡大が懸念される状況になってきた。
総選挙後、景気がやや上向きになってきたとの見方もあったが、この変異種の影響で景気に悪影響が及ばないか心配である。」
との発言があった。

(2) 委員から、

「11月30日(火)、県警察本部において開催された「第37回危険業務従事者勲章伝達式」に出席し、公安委員会を代表して祝辞を述べた。
受勲された皆様には心よりお喜び申し上げる。」
との発言があった。

(3) 委員から、

「12月に入り、新型コロナウイルスの感染状況が一旦緩んだような雰囲気になり、忘年会や新年会などが開かれる機会も増えるのではないかと思われるが、これまで外での飲酒の機会がなかった若者等が限度を考えずに飲酒することなどで、様々なトラブルや事案が発生するのではないかと危惧している。
警察においては、その対応に苦労もあると思うが、年末に向けてよろしくお願いしたい。」
との発言があった。

4 警察本部長発言

警察本部長から、
「委員が言及された景気に関してであるが、景気の状況と犯罪発生件数に明確な関連性があるかどうか明確なことは言えないが、いずれにせよ警察としては、どのような状況であっても治安の維持にしっかりと取り組むということは変わらないので、やるべきことを確実にやっていきたい。
12月は国家公務員の倫理月間となっている。
襟を正すべきという点では、国家公務員も地方公務員も変わらないので、年末に向けて職員一同、規律を高めていきたい。」
との発言があった。

5 協議事項

(1) 公安委員会宛て苦情申出に対する措置について

警察から、
「公安委員会宛て苦情申出に対する措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(2) 特定複合観光施設区域整備法第9条の規定による協議等に係る回答について

警察から、
「特定複合観光施設区域整備法第9条の規定による協議等に係る回答(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(3) 運転免許の行政処分(取消し)について

警察から、
「運転免許の行政処分(取消し)(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

6 報告事項

(1) 令和3年年末の交通安全県民運動の実施予定について

警察から、
「令和3年12月15日(水)から同月24日(金)までの10日間、
「スピードは視野も心も狭くする」
をスローガンとして、年末の交通安全県民運動が実施される。
期間中は、
○飲酒運転の根絶
○子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保
○全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用
を運動の重点に、高速道路における妨害運転等の取締り、関係機関・団体と連携した交通安全パレード・交通安全キャンペーン、通学路等における歩行者に対する安全な道路横断指導、高齢者を対象とした参加・体験型講習会、酒類提供店訪問活動等による飲酒運転根絶対策などに取り組む。」
との報告があった。

(2) 警護警備の実施結果について

警察から、
「警護警備の実施結果」
について報告があった。

(3) 暴力団対策法に基づく中止命令(不当贈与要求行為)の発出について

警察から、
「暴力団対策法に基づく中止命令(不当贈与要求行為)の発出」
について報告があった。