1 開催日時

令和5年5月25日(木)午後1時15分から午後4時までの間

2 開催場所

長崎県公安委員会会議室

3 委員発言

(1) 委員から、

「最近の交通関係事案から感じたことであるが、自分が切羽詰まった事態に遭遇した場合にどのように行動するか日頃から考えておくことや、いつでも冷静さを保つための訓練をしておくことが大切であると思う。
どのような状況に陥っても、教育や職業倫理として深く身に付けていることを優先できるよう、いつも肝に銘じておかなければならない。」
との発言があった。

(2) 委員から、

「最近、マスクを外している方が増えている。
また、街を歩けば、外国人を含め多くの人で賑わっており、世の中に、「感染症に対して注意をしながらもコロナ禍以前の状態に戻していく」という意識が広がっていると感じている。
そのような中、今の二十代の方々と接していると、一番多感な高校時代や大学時代をコロナ禍の中で過ごしたからか、他人との関係性が薄くなっているのではないかと感じることがある。
二十代の方々は「Z世代」と言われ、どちらかと言うとバーチャルな世界に傾きがちであるが、これに加えてコロナ禍の中で学生時代を過ごしており、オンライン授業や部活動制限といった環境であったため、他人との関係性がより薄くなったのではないかと思っている。
若い世代における他人との関係性の希薄化の影響の一つとして、今後は、警察官の採用や訓練などに関しても、我々の世代から見ておかしいと思うことや、変だと感じることが出てくるのではないかと思っている。
「青春は密である」という言葉があったが、正にそのような状況に早く戻ることを願っている。」
との発言があった。

4 警察本部長発言

警察本部長から、
「G7長崎保健大臣会合に関しては、全体としては大きな問題もなく終了した。
その翌週末は、米原子力空母ニミッツの佐世保寄港に伴う警備を行ったが、多くの米軍関係者が街中に繰り出したことに伴う対応に関して言えば、少なくとも刑法に触れるような逮捕事案はなく、無事に終了した。
今後も途切れることなく仕事が続く状況であることから、職員に対しては、「そのような中でも通常業務をしっかり進めていく必要がある」ということを繰り返し述べているところである。」
との発言があった。

5 協議事項

(1) 公安委員会宛て苦情申出に対する措置について

警察から、
「公安委員会宛て苦情申出に対する措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(2) 運転免許の行政処分(取消し)について

警察から、
「運転免許の行政処分(取消し)(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

6 報告事項

(1) 警護警備の実施結果について

警察から、
「警護警備の実施結果」
について報告があった。

(2) 第40回危険業務従事者叙勲受章者に対する勲章伝達式の実施について

警察から、
「令和5年5月31日(水)、警察本部において、第40回危険業務従事者叙勲受章者に対する勲章伝達式を実施する。
今回の受章者は、元長崎県警察官23人(瑞宝双光章12人、瑞宝単光章11人)であり、伝達式では、本部長が勲章及び勲記を伝達する。」
との報告があった。

(3) 「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に係る緊急禁止命令等の実施結果について

警察から、
「「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に係る緊急禁止命令等の実施結果」
について報告があった。