1 開催日時

令和7年12月11日(木)午後1時15分から午後4時00分までの間

2 開催場所

長崎県公安委員会会議室

3 委員発言

(1) 委員から、

「寒さが厳しさを増す中、インフルエンザが学校を中心に流行している。
子供から家族にうつると、次は職場でも流行するということがあるので、警察職員の皆さんも体調管理には十分注意していただきたい。
先日は、他県で匿名流動型犯罪グループ(以下「匿流」という。)の指示役が検挙されたという報道があったが、捜査には非常に長い時間と手間がかかったということであった。
このように大変な思いで捜査をしている一方で、警視庁の警察官が、匿流に情報を流していたとして検挙された。
その警察官は、金遣いが荒いなど、ふだんの生活態度に問題があったということで、やはりそういうところに匿流からつけ込まれる隙があったのではないかと思う。
警察職員の非違事案は度々発生するが、これを未然に防ぎ県民の期待と信頼に応えていくためには、ふだんから組織として職員の生活態度を十分に把握しておくことが必要だと思う。」
との発言があった。

(2) 委員から、

「地震や大規模な火災など、全国的に本当に大変な状況だと感じている。
被害に遭われた方々の心中は察するに余りあるが、せめて年末年始にかけてこれ以上災害や事故の被害に遭うことがないようにと願うばかりである。
長崎県の治安は、まずは警察職員の皆さんが健康かつ無事であることで守られると思っているので、皆さん一人一人が健康管理と事故防止に努めていただきたい。」
との発言があった。

(3) 委員から、

「新聞で、ポリスカジュアルの記事を拝見した。
事前に報告を受けており内容については知っていたが、改めて記事を見ると制服警察官がネクタイをしないのは、事故防止の観点からであるとか、内勤者はカジュアルではあるけれど、一定節度を持った服装をするといったことがきちんと書かれていた。
このような記事を見ると、県警がきちんと取り組んでいるということが県民の皆さんにもよく分かると思うので、すごく良いことだと感じた。」
との発言があった。

4 警察本部長発言

警察本部長から、
「警察職員の身上把握は、大事なことであるので、これまでも進めているが、今後もしっかりと進めてまいりたい。
体調管理には十分気をつけるようにしているが、引き続き努めてまいりたい。
等身大の広報をきちんとするというのが、県民に対する正しいメッセージにもつながると思うので、今後もしっかり取り組んでまいりたい。」  との発言があった。

5 協議事項

(1) 長崎県警察における基本姿勢及び令和8年運営指針の策定について

警察から、
「長崎県警察における基本姿勢及び令和8年運営指針の策定(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(2) 公安委員会宛て苦情申出の受理及び措置について

警察から、
「公安委員会宛て苦情申出の受理及び措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(3) 公安委員会宛て苦情申出に対する措置について

警察から、
「公安委員会宛て苦情申出に対する措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(4) 長崎県情報公開審査会への諮問について

警察から、
「長崎県情報公開審査会への諮問(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(5) 風俗営業許可の取消し及び飲食店営業の停止命令について

警察から、
「風俗営業許可の取消し及び飲食店営業の停止命令(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

6 報告事項

(1) 令和7年年末の交通安全県民運動の実施予定について

警察から、
「令和7年12月15日(月)から同月24日(水)までの10日間、「令和7年年末の交通安全県民運動」を実施する。
スローガンは、「飲む前に 車じゃないよね? 再確認」である。
運動の重点は
○ 飲酒運転などの悪質危険な運転の根絶
○ 歩行者の安全な道路横断方法の実践と反射材の着用促進
○ 高齢運転者の交通事故防止
であり、特別広報として「横断歩道「止まらんば運動」」及び「安全横断「手のひら運動」」を推進する。
期間中においては、県内全体として
○ 県下一斉の飲酒運転取締り、自転車取締り
○ 通学路、交差点等における見守り活動
○ 懸垂幕、横断幕、ポスター等の掲示や自治体等管理のデジタルサイネージ、交通情報板、SNS、ラジオ等を活用した広報啓発活動
に取り組むほか、各警察署において、
○ 飲酒運転根絶のための酒類提供飲食店訪問指導活動、飲酒運転根絶宣言
○ 交通安全街頭キャンペーン、早め点灯キャンペーン
○ 交通安全啓発パレード
○ 高齢者宅訪問指導活動、出前型交通安全講習会
○ 児童、幼児が主体となって行う交通安全啓発活動
に取り組む。
県内統一行事として、
○ 街頭指導活動・広報活動強化の日(12月15日、24日)
○ 飲酒運転根絶強化の日(12月19日)
を行う。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「冬場は歩行者の服装が黒っぽいものが多くて非常に見えにくいという面があるので、車を運転する者としては気を付けなければいけないと思っている。
また飲酒運転に関しては、この時期は、代行運転がつかまらなかったり、タクシーの代金を惜しむなどして、軽い気持ちで忘年会などに車で駆けつけ、飲酒運転で帰るというケースが増えると懸念されるので、そのようなことを念頭に置いた取締りや、飲食店街での広報啓発などに取り組んでいただきたい。
交通事故死者数は現在27人であるが、今後増えることがないように取り組んでいただきたい。」
「報告を受け、警察としてはできる対策にしっかり取り組んでいただいている印象である。
これらの取組があるからこそ、事故の件数なども現状の数字に収まっている考え方もできると思うが、更に取組を継続して、事故が少しでも減るようにお願いしたい。」
「ちょうど忘年会シーズンであり、取締りに従事する警察官も大変だと思うが、交通事故が少しでも減るように心からお願いする。」
との発言があった。

(2) 「災害時における船舶による警察部隊等の緊急輸送に関する協定」の締結について

警察から、
「壱岐・対馬地区において大規模災害が発生した際、民間船舶により警察部隊等を被災地に輸送し、災害警備態勢の早期構築に万全を期すことを目的に、壱岐・対馬航路を運航する「九州郵船株式会社」と協定を締結する。
協定内容については、
○ 対象となる事案
地震、津波、風水害その他の災害(災害対策基本法に規定される災害)
○ 輸送対象
警察部隊等(警察部隊、車両及び装備資機材)
であり、本県警察が九州郵船株式会社に対し、船舶による輸送に関する協力を求めるときの必要な事項を定めたものである。
協定締結式は、令和7年12月12日(金)午後2時から、警察本部3階第1会議室において執り行う。」
との報告があった。
委員から、
「壱岐・対馬は長崎県であるものの、県本土より佐賀県や福岡県の方が近く、生活する上では便利とされている。
このため、災害など緊急時には、非常に対応に苦慮するようである。
福岡県、佐賀県及び壱岐・対馬を拠点とする九州郵船と連携されるということで、県民にとっても安心感があると思う。」
との発言があった。

(3) 陸上自衛隊との共同実動訓練の実施結果について

警察から、
「令和7年12月3日(水)、陸上自衛隊大村駐屯地において、「某国武装工作員が県内の港湾施設に対して攻撃を企図していることが判明し、自衛隊に治安出動命令が発令された」との想定で、警察と陸上自衛隊が共同で対処する訓練を実施した。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「想定のようなケースでは、治安出動命令などが出ない限り、自衛隊が正面に立って活動することは、非常に難しい部分があると思う。
一方で、工作員が関係する事案となると、相手は軍隊と同じようなものなので、警察力では対応が難しい。
今回のような訓練を通じ、自衛隊と警察の現場での役割をお互いに理解した上で、連携を深めていくことが大事だと思う。」
「今回のような複数の機関の連携した対応が必要な事案では、訓練をしておかないといざというときの対応は難しいと思う。
常日頃から繰り返し訓練し、本番に備えることが理想であるが、回数をこなすことが難しい場合でも、訓練で得られたことから実際の現場ではどう対応したらいいかと考えることが重要だと思う。
いずれにしても、どんなことでも訓練というのは必要だと思う。」
との発言があった。

(4) 警衛の実施結果について

警察から、
「警衛の実施結果」
について報告があった。

(5) 警護の実施結果について

警察から、
「警護の実施結果」
について報告があった。

(6) 令和7年管区優秀警察職員表彰の受賞について

警察から、
「令和7年12月4日(木)、福岡県警察本部において
地域部地域課 警部 山口 和明
が令和7年管区優秀警察職員として九州管区警察局長賞詞を受賞した。
また、同年12月5日(金)、警察本部において本部長に受賞報告を行った。」
との報告があった。