1 開催日時

令和7年8月7日(木)午後1時15分から午後4時10分までの間

2 開催場所

長崎県公安委員会会議室

3 委員発言

(1) 委員から、

「先日、本年上半期の交通事故による死者、重傷者等に関する統計が発表されていた。
長崎県の死者数は、前年同期よりも1人増えて13人、全国では前年同期より21人少ない1,161人ということで、全国的には良い傾向にあると思うが、ほかの統計で少し気になるものがいくつかあった。
一つは外国人運転者による死亡・重傷事故件数であり、258件で前年同期より19件も増えている。
近年ずっと増加傾向にあり、全体に占める外国人運転者による事故が2.1%と、2005年以降で、率としては最高だったということである。
もう一つは、携帯電話やスマートフォンの使用による死亡・重傷事故件数であり、68件で記録が残る2007年以降最多で、若い年代で割合が高い傾向だったということである。
デジタル世代とも言われる若い世代が、年を重ねるにつれ携帯電話やスマートフォンの使用による事故は恐らく増えていく傾向だろうと思うが、これを抑えるためには、取締りはもとより、スマートフォンの使用に起因する事故は大事故につながるという広報を徹底をしていく、そういうことの積み重ねが大事なのだろうと思った。
さらにもう一つは、自転車乗車中の死者数であり、138人で半数が主に頭部を損傷していたということである。
仮にヘルメットを装着をしていたら、命を落とさずに済んだのかもしれないと考えると、この138人の半数である70人弱というのは、相当な人数と言えるので、やはり自転車のヘルメット着用も早く義務化すべきではないかと思った。」
との発言があった。

(2) 委員から、

「大阪府警で警察官が逮捕されたというニュースがあった。
家宅捜索に入った時に、無抵抗の事件関係者に対して暴力を振るい、逮捕されたということである。
警察官は、正義感が強くて真面目な人が多いので、それが行き過ぎてそういう結果を招いたという側面もあるかもしれないが、長崎県警ではそういうことがないようにしていただきたい。」
との発言があった。

(3) 委員から、

「8月9日の原爆忌は、雨が予想されており警備も大変だと思うが是非しっかりと任務に当たっていただきたい。
それから、今月は8月で偶数月ということもあり、また例によって自宅に詐欺と思われる電話が架かってきた。
「年金機構」を名乗り、「年金が止められますよ。」という内容だった。
電話だけでなく、SNSでもいろいろな怪しい情報が入ってきて、詐欺と分かっていても不安になることが多いと感じるのは自分だけではないと思うが、少しでもそういう不安がなくなるように願っている。」
との発言があった。

4 警察本部長発言

警察本部長から、
「外国人による交通事故の件については、今後外国人が増えていくと、事故件数は一定数増えていくものと思う。
そういうことを前提として、外国人に対し、しっかりルール等を理解した上で安全な運転をしてもらうという、呼びかけというのが大事なのだろうと思う。
この辺りは、全国でもそうであるが、当県でも力を入れてやっていくことにしている。
携帯電話やスマートフォンのながら運転の件については、御指摘のとおり、取締りなり、広報なり、安全教育なりということなのだと思う。
過去、あるゲームがはやったときに、スマートフォンのながら運転はかなり問題になり、それ以降広報啓発なり、安全教育なりしてきているが、さらにこれを進めていくということなのだろうと思う。
なかなか特効薬はないが、地道に進めていかなければと思っている。
自転車乗車時のヘルメット着用の件については、御指摘のとおり、いかにかぶらせるかということを地道に訴えかけていきたいと思う。
大阪府警の件については、他府県のことであり内容は承知していないが、一般論として当方としても捜査活動で守るべき基本をしっかり守るということを更に徹底し、他山の石として活用していくということなのだろうと思う。
詐欺の件については、分かっていても不安だというのは御指摘のとおりであり、我々としても数の多い詐欺の手口などをメディアを活用するなどして訴えかけてはいるが、そういった広報活動なりを地道に進めてまいりたい。」
との発言があった。

5 協議事項

(1) 「第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭」行幸啓警衛に伴う援助の要求について

警察から、
「「第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭」行幸啓警衛に伴う援助の要求(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(2) 公安委員会宛て苦情申出に対する措置について

警察から、
「公安委員会宛て苦情申出に対する措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(3) 信号機の新設について

警察から、
「信号機の新設(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(4) 運転免許の行政処分(取消し)について

警察から、
「運転免許の行政処分(取消し)(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

6 報告事項

(1) 令和7年上半期における人身安全関連事案の受理・対応状況について

警察から、
「令和7年上半期における恋愛感情等のもつれに起因する暴力的事案の受理・検挙状況については、
○ 受理総数 607件(前年同期比+14件)
○ 検挙総数  63件(前年同期比+8件)
であった。
児童・高齢者・障害者虐待事案の認知・対応状況については、
○ 児童虐待事案
・認知件数         285件(前年同期比-36件)
・児童相談所への通告児童数 398人(前年同期比-16人)
○ 高齢者虐待事案
・認知件数     88件(前年同期比+11件)
・市町への通報件数 85件(前年同期比+13件)
○ 障害者虐待事案
・認知件数     15件(前年同期比+5件)
・市町への通報件数 11件(前年同期比+3件)
であった。
行方不明事案の受理状況については、
受理件数 296件(前年同期比-33件)
うち特異行方不明者 206件(前年同期比-28件)
であった。
令和6年9月から人身安全関連事案の1つとして対応している「非定型事案」については、
○ 受理件数
・令和6年9月から12月 8件
(令和7年6月末時点で継続中 2件)
・令和7年1月から6月 12件
(令和7年6月末時点で継続中 8件)
であった。」
との報告があった。
委員から、
「先日、東京都で発生した、アイドル活動をしていた女性が、警察に相談していながらけがをさせられたという事案で、彼女が警察の過失による損害賠償を訴えて、都が和解に応じたというニュースがあったが、そういう事態にならないように、後になって警察の対応に不作為が問われることがないように、この種の事案では緊急禁止命令など強い権限の行使も辞さないような姿勢で、早め早めに対処していかなければならないのだろうと思う。」
との発言があった。

(2) 刑事訴訟法違反(制限住居離脱罪)事件の検挙について

警察から、
「令和7年7月27日、住所不定42歳男性を刑事訴訟法違反(制限住居離脱罪)被疑事件被疑者として通常逮捕した。
本件概要は、
○ 被疑者は、電子計算機使用詐欺、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反等事件の被告人で、起訴後である令和7年4月15日、裁判官から「東京都 内の所定の住所に居住しなければならず、裁判所の許可を受けないで3日間を超えて前記住居を離れてはならない。」旨の指定条件を付されて保釈されたのに、裁判所の許可を受けず、かつ、正当な理由がないのに、3日間の期間を超えて指定の住居に帰着しなかった
というものである。
電子計算機使用詐欺等事件に引き続き、長崎県警察・茨城県警察の合同捜査として検挙しており、本県警における検挙部署は、生活安全部サイバー犯罪対策課、刑事部組織犯罪対策課、長崎署で、生活安全部と刑事部が連携して検挙した。
なお、同罪を適用した検挙は、本県初である。」
との報告があった。

(3) 平和祈念式典警護の実施予定について

警察から、
「平和祈念式典警護の実施予定」
について報告があった。

(4) 公安委員会に対する公文書開示請求書の受理について

警察から、
「公安委員会に対する公文書開示請求書の受理」
について報告があった。

(5) 令和7年上半期の犯罪被害者等給付金関係業務に係る専決事項の報告について

警察から、
「令和7年上半期の犯罪被害者等給付金関係業務に係る専決事項」
について報告があった。

(6) 令和7年上半期の犯罪被害者等早期援助団体関係業務に係る専決事項の報告について

警察から、
「令和7年上半期の犯罪被害者等早期援助団体関係業務に係る専決事項」
について報告があった。

(7) 令和7年上半期における交通規制課関係の専決状況について

警察から、
「令和7年上半期における交通規制課関係の専決状況」
について報告があった。

(8) 令和7年上半期における運転免許管理課関係の専決状況について

警察から、
「令和7年上半期における運転免許管理課関係の専決状況」
について報告があった。