1 開催日時

令和7年7月24日(木)午後1時15分から午後4時10分までの間

2 開催場所

長崎県公安委員会会議室

3 委員発言

(1) 委員から、

「警察官の装備として、録画も録音もできる小型のウェアラブルカメラを運用するというニュースがあった。
例えば職務質問とか、交通取締りとか、雑踏警備とか、様々な場面での活用を想定して8月から一部都道府県で試行開始するということであったが、確かに職務質問の場面で録画録音できていると、例えば相手から暴言を吐かれたりとか、いわゆるカスタマーハラスメントのような場面でも、間違いなく状況認定もできるし、逆に警察官の不適切な言動も客観的な資料で評価できる。
つまり、このような装備があると、ドライブレコーダーの映像のような証拠にもなるし、警察官も不適切な言動による対応をしないように抑止的な効果もあるものと思うし、良い装備として活用できる場面が多いのではないかと思った。」
との発言があった。

(2) 委員から、

「海の事故、山の事故、交通事故のいずれも死亡者の半数以上が65歳以上であるという新聞記事を見た。
記事の内容だけ見れば、悪いことのように感じてしまうが、一方で65歳以上の高齢者も元気に活動しているということは、良いことであるとも思う。
私自身もまだまだ活動的でありたい。
警察も様々な業務があり大変であるが、高齢者の各種事故防止にもしっかり取り組んでいただきたい。」
との発言があった。

(3) 委員から、

「夏休みに入り、ふだんから小さい子供たちと接する機会が多いということもあり、子供たちの事故防止が気にかかる。
夏休み中は、子供たちにとって水の事故を始めいろいろな事件、事故に遭うリスクが高まることから、悲しい思いをする子供たちが少しでも減るように、警察でもパトロールを始め子供たちの見守りの活動にしっかり取り組んでいただきたい。」
との発言があった。

4 警察本部長発言

警察本部長から、
「ウェアラブルカメラの件については、御指摘のとおり相手側からの理不尽な言動や、警察側の不適切な言動を抑止するといった効果があると思う。
私自身、過去に警察官に対する苦情の対応に当たり、その事実確認に相当な労力を費やすということがあり、こんなことに労力をかけるなら他にもっとできる仕事があるはずという思いを強く持ってきた。
同じような発想が、警察庁の中でもあり、何年か越しでウェアラブルカメラを試行でやってみようという話が出てきた。
今回、一部の都道府県で試行するということであるが、この動きが更に進むといいと思っている。
各種事故の関係については、海でも山でも交通事故でも、悲しい思いをする人をなるべく少なくするというのはやはり警察の仕事だと思っている。
それは、高齢者でも子供でも同じことであり、それぞれアプローチの仕方があるものと思うが、いずれにしても悲しい思いをする人が1人でも少なくなるように、取組を更に進めて参りたい。」
との発言があった。

5 協議事項

(1) 「被爆80周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」警護に伴う援助の要求について

警察から、
「「被爆80周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」警護に伴う援助の要求(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
委員から、
「8月9日は、平和祈念式典のほかにも人気歌手のライブやサッカーの試合など大きな行事が重なり、大変な一日になると予想されるので、ぬかりのない警備をお願いしたい。」
との発言があった。

(2) 公文書不開示決定に係る審査請求の諮問に対する答申の受理及び裁決について

警察から、
「公文書不開示決定に係る審査請求の諮問に対する答申の受理及び裁決(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(3) 公安委員会宛て苦情申出に対する措置について

警察から、
「公安委員会宛て苦情申出に対する措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

6 報告事項

(1) 県議会「令和7年6月定例会」の開催結果について

警察から、
「令和7年6月定例会は、6月16日(月)から7月10日(木)までの25日間を会期として開催された。
警察関係では議案3件を提出し、7月10日の本会議において可決された。
また、知事専決事項関係として、損害賠償事案1件、公用車による交通事故6件の報告を行った。
一般質問においては、
○ 児童・生徒等における交通事故防止対策について
○ パワーハラスメント・カスタマーハラスメント対策
○ 長崎スタジアムシティ周辺道路における歩行者動線
などに関する質問があり、総務委員会においては、
○ 新佐世保警察署建設工事、オンラインカジノ対策、次期総合計画、高速道路の逆送対策について
○ 信号機改良工事の内容、職員総合管理システム保守業務委託について
○ 薬物事犯対策、ニセ電話詐欺被害防止対策について
○ 損害賠償請求事件について
○ パワーハラスメント、時間外勤務の取扱いについて
○ 非違事案防止対策等について
などに関する質疑があり、それぞれ答弁を行った。」
との報告があった。

(2) 令和7年夏の定期人事異動の概要について

警察から、
「令和7年夏の定期人事異動は、7月25日(金)内示、8月22日(金)発令を予定している。
主な異動概要は、組織運営の円滑化に向けた是正、特殊事情者の配置換えである。」
との報告があった。

(3) 令和7年上半期における犯罪情勢について

警察から、
「令和7年上半期における全国の刑法犯認知件数は36万5,963件で、前年同期と比べて1万6,056件増加し、率にして4.6パーセントの増加となっている。
検挙件数・検挙人員は前年同期と比べて増加しており、検挙率は38.6パーセントで前年同期と比べて0.5ポイント上昇している。
九州管区における刑法犯認知件数は3万8,575件で、前年同期と比べて2,835件増加し、率にして7.9パーセントの増加となっている。
検挙件数・検挙人員は前年同期と比べて増加しており、検挙率は42.3パーセントで前年同期と比べて1.4ポイント上昇している。
本県における刑法犯認知・検挙状況は、
○ 刑法犯認知件数 1,970件(前年同期比-14件)
(全国で少ない方から第13位、管区第3位)
○ 検挙率 59.6パーセント(前年同期比+2.5ポイント)
(全国で高い方から第8位、管区第1位)
○ 犯罪率 157.3件
(全国で低い方から第5位、管区第1位)
となっている。
認知件数が増加した罪種は、
○ 凶悪犯 24件(前年同期比+9件)
○ 粗暴犯 231件(前年同期比+28件)
○ 知能犯 373件(前年同期比+21件)
○ 風俗犯 79件(前年同期比+17件)
である。」
との報告があった。

(4) JR長崎駅における進行型殺傷事案の実戦的対処訓練の実施結果について

警察から、
「令和7年7月15日(火)、JR長崎駅構内及び西口広場において、進行型殺傷事案の実戦的対処訓練を実施した。
参加者は、
○ 本県警察
刑事部機動捜査隊員及び地域部自動車警ら隊員等30人
○ JR九州長崎支社
長崎駅係員等30人
であり、刃物を所持した不審者がいるとの想定で、長崎駅係員による110番通報及び乗客等の避難誘導訓練並びに機動捜査隊員及び自動車警ら隊員等による事態対処訓練を実施した。
訓練参加者は、事案発生時における対処の困難性及び事態対処のための反復訓練の重要性を再認識した。
今後も、事案発生時に適切に対処できるよう相互連携の強化と事態対処技術の向上を図ることとする。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「いつこういう事件があるとも限らず、いざという時に最大限のパフォーマンスを発揮するための日頃の訓練はとても大事だと思うので、今後ともよろしくお願いする。」
「民間の事業者と合同での訓練というのが、とても大事だと思う。
何もないのが最善であるが、いざ事が起こったときに備えて、様々な事業者と様々な場所で訓練を行うというのは有意義だと思う。」
との発言があった。

(5) 警護の実施結果について

警察から、
「警護の実施結果」
について報告があった。

(6) 令和7年第2四半期における処分等及び本部長表彰について

警察から、
「令和7年第2四半期における処分等及び本部長表彰」
について報告があった。

(7) 公安委員会宛て苦情の受理について

警察から、
「公安委員会宛て苦情の受理」
について報告があった。

(8) 運転免許取消処分に係る審査請求の受付について

警察から、
「運転免許取消処分に係る審査請求の受付」
について報告があった。

(9) 令和7年第2四半期(4月~6月)「街頭防犯カメラシステム」の記録データ活用状況について

警察から、
「令和7年第2四半期(4月~6月)「街頭防犯カメラシステム」の記録データ活用状況」
について報告があった。

(10) 令和7年上半期における交通企画課関係の専決状況について

警察から、
「令和7年上半期における交通企画課関係の専決状況」
について報告があった。