1 開催日時

令和7年1月16日(木)午後1時15分から午後3時20分までの間

2 開催場所

長崎県公安委員会会議室

3 委員発言

(1) 委員から、

「昨日のテレビでもニュースになり、今日の新聞にも載っていたが、大村市内の20代の会社員が、警察官などを装った人から、「特殊詐欺の犯人として緊急逮捕されるが、保釈金を振り込めば免れられる。」などと言われ、3回にわたって1,264万円を振り込んだと報道されていた。
驚いたのは、70代、80代の高齢者ではなく、20代の若い人が被害に遭ったということや、消費者金融などからも借りて1,200万円を集め、振り込んだということである。
このケースでは、最初は携帯電話会社社員を名乗る者から、あなた名義の番号から投資詐欺のメールが来ている、というような話をされ、心当たりがない、と答えたけれども、その後警察官を名乗る者2人から電話があったということである。
逮捕される可能性があるが、お金を振り込めば免れられる、というようなことはあり得ない、と普通は分かるのではないかと思うが、正常な判断ができない状況に追い込まれるのだろうと思った。
また、最近、1人が単独で犯行を行うのではなく、複数人が役割分担をして演技し、さも真実のように思わせる劇場型の詐欺の手口が増えてきていると思っている。
今回の被害では、携帯電話会社の社員、静岡県警の警察官、警視庁捜査二課の警察官と、3人が入れ替わり立ち替わり電話して金銭を請求した。還付金詐欺では、行政の担当者、銀行員、という形󠄀が多い。
結局、お金を振り込んだ後に電話を掛けてきた人達と連絡が取れなくなって、やっと警察に相談したということであるが、振り込む前に何とかして警察に相談できるような風土ができないかと思っている。例えば、「ちょっと待って、本当にいいのかな?」というような、簡単にかけられる警察の窓口電話のようなものができると、少しは違うのではないかと思っているが、この記事には幾つも教訓があるなと思いながら見ていた。」
との発言があった。

(2) 委員から、

「専門紙に、昨年の交通事故の件が掲載されていた。令和6年中における全国の交通事故死者数は2,663人と、以前と比較すると減少してきている。しかし、いまだに歩行者と二輪車の死者数が多い。
長崎の道路は、他県と比較すると道の端に傾斜があることが多かった。本県は原動機付自転車も多く、以前はただ道を走っているだけなのに転倒することも多かったようだ。長崎は狭い土地に効率的に道路を作ってあるので、無理がある道路もあるかもしれず、気をつけなければいけないと思っている。
ただ、以前交通戦争と言われていた時代に比べると交通事故は減ってきているので、もっと減っていってほしいと思っている。」
との発言があった。

(3) 委員から、

「この1週間の間に、ニュース、新聞等で、様々な事件が立て続けに起こっているのを目にする。自宅の固定電話には余り不審な電話はかかってこないが、スマートフォンには不審なメール等が多く届くことから、被害者にならないように、また、加害者にならないように気を付けていきたい。」
との発言があった。

4 警察本部長発言

警察本部長から、
「詐欺被害に関しては、どうやったら警察に相談してもらえるのか、大変悩ましいところである。最新の手口などをメディアの力を借りて情報発信しているが、それでもなかなか発生を防ぐことができず、大変もどかしい思いである。生安部門を中心に、どのようなやり方がより県民に響くのか研究していきたい。
道路構造の件については、警察から道路管理者に対し、交差点改良等について依頼するということは結構実施している。特に、死亡事故などの大きな交通事故が発生した場所や、構造的に類似している場所については、定期的に道路管理者に対して道路改良の依頼をしており、当県においても、根付いていると理解している。
いずれにしても、道路管理者への働きかけにより減らせる事故があると思っているので、しっかり進めていきたい。」
との発言があった。

5 協議事項

(1) 令和7年度の運転免許関係事務等の委託について

警察から、
「令和7年度の運転免許関係事務等の委託(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

6 報告事項

(1) 令和6年年末の交通安全県民運動の実施結果について

警察から、
「令和6年12月15日(日)から同月24日(火)までの10日間、「令和6年年末の交通安全県民運動」を実施した。
運動期間中における交通事故発生状況(暫定値)は、
○ 発生件数  81件(前年同期間比-17件)
○ 死者数   2人(前年同期間比±0人)
○ 負傷者数  86人(前年同期間比-45人)
うち重傷者数 14人(前年同期間比+1人)
であった。
期間中は、
○ 反射材着用キャンペーン及び報道機関対象の反射材着用効果体験会
○ 街頭活動
・止まらんば隊等による通学路、交差点等における見守り活動等
・県下一斉の交通指導取締り
○ 広報啓発活動
・SNS等の各種媒体を活用した広報啓発
・自治体、企業等管理の大型ビジョンを利用した交通安全啓発動画の広報
○ 各警察署の取組
・地域交通安全活動推進委員等と協働による酒類提供飲食店訪問活動
・各地区の企業団体等による飲酒運転根絶宣言
・交通安全街頭キャンペーン及び交通安全啓発車両パレード
・高齢歩行者を対象とした交通安全教育
・県警音楽隊とコラボした交通安全教室
・高校生と共同による自転車安全利用促進キャンペーン
に取り組んだ。」
との報告があった。
委員から、
「県民運動期間中の交通事故発生件数、負傷者数が前年比大幅に減っているということは非常に良かったと思っている。様々な地道な努力が積み重なった結果だと思う。
本県は高齢者の死亡の比率が高いので、高齢歩行者を対象とした安全教育などには、これからも力を入れてもらいたい。」
との発言があり、
委員から、
「長崎の人口は全国の人口の約100分の1である。人口割で考えた場合、全国の死者に100分の1を掛けると26人になり、死者数は比率的には変わらない。
高齢者の死者数が多いのは、高齢者自体が多いということも関連しているのではないかと思っている。県民運動中に発生した死亡事故で、右折時に横断歩道上で歩行者を礫過(れきか)した事故については、運転手の注意がかなりおろそかになっていたということなので、啓発し続けていく必要があると思った。」
との発言があった。

(2) 令和6年第4四半期における処分等及び本部長表彰について

警察から、
「令和6年第4四半期(10月~12月)における被処分者等数(懲戒処分及び監督上の措置)は9人であり、令和6年中における被処分者等数の累計は34人(前年比+8人)となっている。
また、同期間中、事件検挙・学業・術科その他の功労に対して
○ 賞詞 174人(永年勤続警察職員表彰170人を含む。)
○ 賞状 1部署
○ 賞誉 35人、8部署
の本部長表彰を行った。」
との報告があった。
委員から、
「職員を処分するような事案は、その所属や実名は出さずとも、全職員に対してリアルタイムで通知を行うのか。」
との発言があり、
警察から、
「調査を終えた一定のタイミングで、職員が使用するパソコンの端末にポップアップ機能で表示させている。また、事案の概要を説明した監察通報を全職員に送付している。」
との説明があった。
委員から、
「ハラスメントは、防止ではなく禁止だという風土を徹底してもらいたい。」
との発言があり、
委員から、
「処分者の人数が多いという印象を受けた。処分者数については、昨年度発生分だけではなく、それよりも以前に発生した分を繰り越したものもあるとのことであるが、遅れた理由は何か。」
との発言があり、
警察から、
「民事上の手続の関係で時間がかかったものや、事件絡みの非違事案が11月、12月に発生し、その事件処理に時間がかかって越年したというものである。」
との説明があった。

(3) 令和6年下半期における犯罪被害者等給付金関係業務に係る専決事項の報告について

警察から、
「令和6年下半期における犯罪被害者等給付金関係業務に係る専決事項の報告」
について報告があった。

(4) 令和6年下半期における犯罪被害者等早期援助団体関係業務に係る専決事項の報告について

警察から、
「令和6年下半期における犯罪被害者等早期援助団体関係業務に係る専決事項の報告」
について報告があった。

(5) 強盗・不同意性交等事件被疑者の逮捕について

警察から、
「強盗・不同意性交等事件被疑者の逮捕」
について報告があった。

(6) 令和6年下半期における暴力団対策法等に基づく公安委員会の事務に係る専決状況について

警察から、
「令和6年下半期における暴力団対策法等に基づく公安委員会の事務に係る専決状況」
について報告があった。

(7) 初任科長期課程第514期卒業式の挙行予定について

警察から、
「初任科長期課程第514期卒業式の挙行予定」
について報告があった。