1 開催日時
令和7年11月20日(木)午後1時15分から午後4時30分までの間
2 開催場所
長崎県公安委員会会議室
3 委員発言
(1) 委員から、
「先日、全国公安委員会連絡会議に出席した。
始めに、全国の治安情勢の説明や匿名流動型犯罪グループに関する講演があった。
その後、出席者が公安委員会の在り方など5つのテーマの分科会に分かれて意見交換をしたが、そのうち、私は外国人諸対策の分科会に参加した。
分科会では、外国人諸対策の考え方として、人口減少、少子高齢化に伴う労働人口の減少を背景に、外国人の受入れは不可欠であるというのが国の方針であることを踏まえた上で、外国人を単に労働力として捉えるのではなく、将来的には日本に定住し、家族を持つ可能性もある人材であるということを前提に向き合うべきという話があった。
例えば、外国人諸対策の先進県である静岡県では、工業関係で伝統的にブラジル人が多いところ、最初に来日した人が定住し、今では子や孫の世代になり、親は日本語を話せないが、子や孫は普通に日本語を話し、すっかり社会の一員としてなじんでいるというケースが珍しくないということであった。
また、警察署協議会の委員に、外国人が数多く就任しているという県もいくつかあった。
本県は、外国人と言えば、観光客や技能実習生がイメージされるところであり、静岡県などとは事情が違うように思う。
分科会でも、本県の外国人対策として、対馬では韓国人観光客と地元神社との間で発生したトラブルなどを踏まえて、市などの関係機関と連携した共生対策に取り組んでいることを紹介した。
また、長崎の場合は、地理的にも歴史的にも、韓国や中国が身近な存在で、観光客や留学生も多いが、これらの国では、日本に対する感情が良くない人も一定数いるので、そういう感情がエスカレートして取り返しの付かない事態が起こる、ということがないようにしなければならないという話をした。」
との発言があった。
(2) 委員から、
「大分で大規模な火災が発生し、胸を痛めているが、空き家が多かったことも原因の1つと言われており、県内も同様の地域が多くあるので気にかかるところである。
これから寒さが本格的になると、空気が乾燥するので、火災には気を付けたいと思う。
あと、若者の自殺が高止まり傾向にあるという、厚生労働省の自殺対策白書についての新聞記事を目にしたが、非常にゆゆしき問題だと感じている。
記事には、孤独感、孤立感といったものが大きいのではないかとあった。
犯罪の加害者、あるいは特殊詐欺などの被害者でも、孤独感や孤立感が大きな要因になると言われており、共通する部分があると感じた。
簡単に解決策が見つかる話ではないが、できるところから、地道にやっていかなければならないと思っている。」
との発言があった。
(3) 委員から、
「警察の職員向けの広報冊子を拝見した。
隔月で発行している割には内容が本当に充実しているし、少ない人数で素晴らしい仕事をしていると感心している。
天皇陛下と愛子内親王殿下の行幸啓に伴う警衛や新人警察官について特集されていたが、職員の皆さんがどういう気持ちで任務に当たっていたか、若い警察官がどういう心境でいるかなど、そういう生の声が聞けたということで、私自身、警察に対する理解が深まり親しみが湧いた。
この冊子については部内向けであるので、県民の目に触れることはないが、職員の皆さんが頑張っている姿や裏方の苦労などの部分が別の様々な形でもっと広報されれば、警察に対する県民の理解というものがより深まるのではないかと思った。」
との発言があった。
4 警察本部長発言
警察本部長から、
「外国人諸対策については、対馬の関係は難しい問題も絡んでいるが、警察として粛々と対応していくことが大事であると思っている。
若者の自殺の高止まり傾向については、警察としては、自殺企図のおそれがある行方不明者については、警察署で人を出して捜索もするが、まずそこはしっかりやっていかなければいけないと思っている。
それ以外の局面で我々として貢献できるところがあればまた考えて参りたい。
広報については、平素の警察活動をいかにアピールしていくかということは、とても大事であると思っている。
どういうやり方があるのかについては、警察として知恵を絞りたいと思っているし、また、委員各位にも御指導賜りたい。」
との発言があった。
5 協議事項
(1) 公安委員会宛て苦情申出に対する措置について
警察から、
「公安委員会宛て苦情申出に対する措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(2) 遺失物法施行規則で定める指定特例施設占有者の指定について
警察から、
「遺失物法施行規則で定める指定特例施設占有者の指定(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(3) 地域交通安全活動推進委員の委嘱について
警察から、
「地域交通安全活動推進委員の委嘱(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
6 報告事項
(1) 県議会「令和7年11月定例会」の会期等について
警察から、
「令和7年11月定例会は、本年11月26日(水)から12月19日(金)までの24日間を会期として開催される予定である。
警察本部関係の提出議案等(総務委員会関係)は、
○ 議案 4件
・職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例のうち関係部分
・情報通信技術の効果的な活用のための規制の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例のうち関係部分
・和解及び損害賠償の額の決定について
・長崎県総合計画みんなの未来図2030についてのうち関係部分
○ 議案外の報告事項(知事専決事項関係)
・公用車による交通事故4件
である。」
との報告があった。
(2) 令和8年度当初予算要求の概要について
警察から、
「県警察における令和8年度当初予算については、治安情勢への的確な対応に必要な予算を確保するため、物件費総額で111億4,700万円を要求することとしている。
主要事業の要求概要としては、
○ 犯罪から県民を守る総合的な取組の推進(7億6,500万円)
○ サイバー空間の脅威への的確な対処(4,700万円)
○ 悪質・重要犯罪の徹底検挙と組織犯罪対策の推進(3億8,700万円)
○ 交通死亡事故・重傷事故抑止対策の推進(19億7,000万円)
○ 治安情勢の変化や緊急事態への的確な対処(1億3,600万円)
○ 活力に満ちた魅力ある職場環境の確立(9,700万円)
○ 警察活動を支える基盤の充実・強化(51億円)
○ 県民の要望等を反映した活動の推進(9,500万円)
となっている。」
との報告があった。
(3) 警護の実施結果について
警察から、
「警護の実施結果」
について報告があった。
(4) 公安委員会宛て苦情申出の受理について
警察から、
「公安委員会宛て苦情申出の受理」
について報告があった。
(5) 保有個人情報不開示決定処分に係る審査請求の受付について
警察から、
「保有個人情報不開示決定処分に係る審査請求の受付」
について報告があった。



