1 開催日時
令和7年10月9日(木)午後1時15分から午後3時30分までの間
2 開催場所
長崎県公安委員会会議室
3 委員発言
(1) 委員から、
「佐賀県警のDNA鑑定の不正問題が最近の大きな話題であるが、他の検査関連の業種に関して聞いた話によると、検査の現場では、データがうまく出なかったり、検査がスムーズにいかないということがよくあるそうである。
検査のような仕事は、同じ人がやると非常にスムーズにいくというのが良い面であるが、一方で少しでも間違った方向にいくと、ずっと誰も気付かないというところが悪い面である。
例えば、銀行の支店長などは、2年とか短い期間で交代している。
あれはやはり、長くそのポストにいることによる不正のリスクを防ぐためと思われる。
科捜研という部署も人数が少なく、効率は悪くなるかもしれないが、検査を複数人の交替制にするとか、そういう工夫が必要ではないかと思う。」
との発言があった。
(2) 委員から、
「事件の取扱いや、公安委員会宛ての苦情を見ていると、警察官の言動に対する不満を原因とするものが少なくない。
その中には、きちんと調べるべきと思われるものもあるが、ほとんどはいわれのないことでのクレームであり、現場の警察官の大変さがよく分かる。
そこで思うのは、やはり言葉のかけ方というものが、一つポイントとしてあるのではないかということである。
とても難しく、大変なことではあるが、言葉のかけ方一つにも心を砕いてやっていかなければならない仕事なのだとつくづく思う。」
との発言があった。
4 警察本部長発言
警察本部長から、
「佐賀の事案を踏まえ、警察庁から各都道府県警察に対して、どういうふうに対応をすべきかという方針を示されて、当県でもそれに従って、しっかりとした対策を講じているところである。
人のやりくりの話については、かなり専門性が高く、ある程度資格が必要なものもあるので、普通に定期に異動させられる性質のものでないというのが大変悩ましいところであるが、どのようにやったらいいのかということを引き続き検討して参りたい。
言葉のかけ方については、誤解のないように伝えるというのがやはり一番大事であると思う。
しっかり指導、教養を進めて参りたい。」
との発言があった。
5 協議事項
(1) 公安委員会宛て苦情申出に対する措置について
警察から、
「公安委員会宛て苦情申出に対する措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
6 報告事項
(1) 県議会「令和7年9月定例会」の開催結果について
警察から、
「令和7年9月定例会は、9月8日(月)から10月6日(月)までの29日間を会期として開催された。
警察関係では、提出議案はなく、知事専決事項関係として
○ 損害賠償事案3件
○ 公用車による交通事故2件
の報告を行った。
一般質問においては、
○ ニセ電話詐欺の現状及び検挙に向けた取組について
○ 現状を踏まえた抑止対策について【再質問】
○ スクールサポーターの活動内容について
に関する質問があり、総務委員会においては、
○ 県道佐世保鹿町線の信号機設置について
○ フィッシング被害について
○ 女神大橋で発生した交通死亡事故について
○ 犯罪なく3ば運動について
○ 特殊詐欺対策について
○ 熱中症対策について
○ DNA鑑定について
○ 綱紀粛正について
などに関する質疑があり、それぞれ答弁を行った。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「警察OBの方がされるのがスクールサポーターであるが、学校にはほかにも、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーといった、外部からの人が関わっている。
しかしながら、こういう人たちが一緒になって動くということは余りないように思う。
やはり、社会を良くするためには、学校の教育というのが一番大事であるので、学校を中心に、スクールサポーターも含め関係する人たちが集まって、問題を話し合うのが良いと思う。」
「学校には、スクールサポーターを始め地域の様々な人が、子供の健全な育成のためにそれぞれの立場に応じて関わっている。
今後は、これらの人たちの結び付きが学校を中心に強くなっていけば、子供たちの見守りももっと強くなるのではと思う。」
との発言があった。
(2) 令和7年秋の全国交通安全運動の実施結果について
警察から、
「令和7年9月21日(月)から同月30日(火)までの10日間、「令和7年秋の全国交通安全運動」が実施された。
同期間中における県内の交通事故発生状況(暫定値)は
○ 発生件数 48件(前年同期間比-17件)
○ 死者数 1人(前年同期間比+1人)
○ 負傷者数 58人(前年同期間比-29人)
であった。
主要な取組として、
○ 秋の全国交通安全運動開始式・出発式
・9月19日(金)午後6時30分、県庁裏港湾道路において実施
・薄暮時間帯において、参加者全員反射たすき等の反射材を着用し、反射材の有効性を再周知
○ 街頭活動
・通学路、交差点等における見守り活動等
・交差点関連違反を始めとする交通指導取締り
・県下一斉自転車取締り(9月22日)
・県下一斉飲酒運転取締り(9月26日)
・全国一斉通学路取締り(9月30日)
○ 広報啓発活動
・ポスター等の掲示及び道路交通情報板、SNS等の各種媒体を活用した広報啓発
などを実施した。
また、各警察署においては、
○ 関係機関団体と連携した交通安全啓発の車両パレード・交通安全街頭キ ャンペーン
○ 市長と署長による合同メッセージ動画を収録し、各種広報媒体(ケーブ ルテレビや市公式ホームページ、県警SNS)で広報
○ 留学生に対する自転車交通安全教室
○ 飲酒運転根絶のための飲食店訪問指導活動
○ VRゴーグル等を活用した3世代交通安全教室
などを実施した。」
との報告があった。
(3) 令和7年度長崎県原子力防災訓練への参加結果について
警察から、
「令和7年10月5日(日)、防災関係機関における原子力災害対策の習熟と連携強化及び住民の理解の促進を目的とした「令和7年度長崎県原子力防災訓練」に参加した。
参加機関は、内閣府、玄海原子力規制事務所、長崎県、大村市、佐世保市、松浦市、平戸市、壱岐市、川棚町、波佐見町、自衛隊、海上保安庁、九州電力株式会社等である。
警察関係としては、警備部警備課、交通部交通規制課、交通機動隊、9警察署(大村、川棚、早岐、佐世保、相浦、江迎、松浦、平戸、壱岐)及び九州管区警察局長崎県情報通信部機動通信課から計44人が参加した。
訓練想定は、佐賀県内で発生した地震(玄海町震度6弱、長崎県内最大震度5強)により、玄海原子力発電所において原子力災害が発生したというものであり、警察関係の訓練として
○ 情報収集伝達訓練
○ 災害警備本部設置及び運営訓練
○ 避難誘導訓練
○ 交通規制訓練
○ 避難所警戒訓練
を実施した。」
との報告があった。
(4) 令和7年第3四半期における処分等及び本部長表彰について
警察から、
「令和7年第3四半期(7月~9月)における被処分者等数(懲戒処分及び監督上の措置)は8人で、令和7年1月から9月における被処分者等数の累計は19人(前年同期比-6人)である。
本部長表彰については、令和7年第3四半期において
○ 事件検挙功労 賞詞3人、賞誉13人、賞状2部署
○ 学業成績優秀 賞誉4人
○ その他
・公用車無事故達成600日 賞誉1部署
・九州管区内柔道大会女子個人戦優勝 賞詞1人
・九州管区内柔道大会団体成績優秀 賞誉1部署
・長崎県職員賞じゅつ金の支給に関する条例制定功労 賞誉2人
・公用車無事故1000日達成 賞誉1部署
・適正な職務執行 賞誉2人
の表彰を行った。」
との報告があった。
委員から、
「警察官は、常に襟を正していくべき職業であり、不祥事がないに越したことはないが、そこに至るまでのいろいろな過程があると思うので、幹部側の責任としてその辺りもしっかり見ていく必要があると思う。
特に若い警察官に対しては、きちんとしたことを教える、それが先輩の仕事だと思う。
表彰に関しては、モチベーションアップのために必要なことだと思うので、しっかり評価して賞揚していただきたい。」
との発言があった。
(5) 令和7年度普通会計定期監査(前期)の結果について
警察から、
「令和7年度普通会計定期監査(前期)の結果」
について報告があった。



