1 開催日時
令和7年3月13日(木) 午後1時45分から午後5時20分までの間
2 開催場所
長崎県公安委員会会議室
3 委員発言
(1) 委員から、
「昨日の新聞に、本日の話題にもあるが、全国優秀警察職員表彰で、本県警察から地域部通信指令課の山室恵一警部補が受章したと掲載されていた。
本人の名誉はもとより、他の職員の励みにもなる素晴らしい受章だと思う、心からおめでとうございますと申し上げたい。」
との発言があった。
(2) 委員から、
「インターネットニュースを見ていたところ、警察の銃で撃たれた人の遺族が国家賠償を求めた裁判について書かれていた。7年前富山県で、元自衛官が交番の警察官を殺害して拳銃を奪い、その銃で小学校の警備員を射殺したという事件が発生し、その遺族が国家賠償を求めたということであった。
50年ほど前のことであるが、交番の警察官が拳銃を持つ必要があるか、ということが話題になっていた。イギリスのロンドン警察は通常銃を携帯してない。イギリスは銃の所持に関して非常に厳しいが、日本も銃の所持に厳しい国である。また、警察官の銃が自殺に多く使われている、という理由で、持つ必要がないのではないか、という話であった。
日本でも銃の話を聞くことは増えたが、以前、日本の警察官は銃を持つ必要がないのではないか、と話題になったことを思い出して話題とした。」
との発言があった。
(3) 委員から、
「今朝、新聞を見ていたところ、ミャンマーの特殊詐欺で日本人の高校生(愛知県の16歳と宮城県の17歳)2人について掲載されていた。高校生がどうしてそのような犯罪にわざわざミャンマーまで行って関わるのだろう、と思っていたところ、やはり、インターネットやオンラインゲーム等で知り合い、顔も名前も分からない相手と連絡を取り合ったとのことであった。
オンラインゲームに関しては、小学校低学年の1、2年生頃から、親の目を盗んで始めるようであるが、親との関わりや兄弟との関わりよりも、オンラインゲームで一緒にやっている相手を信頼するようになるとのことであった。世の中の事象に、家庭の問題や社会の問題などが全部含まれてきていると感じた。」
との発言があった。
4 本部長発言
警察本部長から、
「全国優秀警察職員表彰を受章した山室警部補は、全職員の模範として今回表彰された。今後とも引き続き、全職員の模範として職務に励んでもらいたいと思っている。
拳銃所持の件について、50年前の議論については承知していないが、少なくとも言えることは、警察官が襲われる事案は昔もあっただろうし、今でもある、ということである。
実際に拳銃を構えても相手を制圧できないケースはままあることで、その場合、威嚇射撃をし、それでも相手が向かってくる時は相手に向けて撃たざるを得ない。
現実問題としてそういう人もいるので、拳銃所持は必要だろうと思う。また、治安情勢がボーダーレスになっていく中で、さらにこの危険性が高くなってくると思っている。
むしろ、当県に限らずであるが、交番が襲われる事件が結構な頻度で起きている。常にそのようなリスクのある中で、交番のセキュリティをどう高めるのかが重要である。もちろん拳銃の使用に関しては比例原則があるが、使用に関して留意すべき事項をしっかり警察官に教養をしながら、拳銃を適正な形で使用することが治安維持を預かってる立場としてやるべきことだろうと強く思っている。
少年の関係に関しては、社会情勢の変化に伴って様々な形でこのような犯罪に巻き込まれたりするのだろうと思う。御指摘のとおり、オンラインゲームで知り合った、というようなケースもあると思われる。いずれにしても、その時代時代の趨勢(すうせい)に合わせた少年健全育成の在り方を追及すべきであるし、同時に被害防止教室のような形で、常に危険性をアピールし、そのようなところにはまらないようにしていく取組が大事であると思っている。御指摘を踏まえ、しっかり対応していきたい。」
との発言があった。
5 協議事項
(1) 福島県公安委員会からの援助の要求について
警察から、
「福島県公安委員会からの援助の要求(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(2) 福井県公安委員会からの援助の要求について
警察から、
「福井県公安委員会からの援助の要求(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(3) 「長崎県公安委員会の文書取扱いに関する規程」の一部改正について
警察から、
「「長崎県公安委員会の文書取扱いに関する規程」の一部改正(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(4) 「長崎県公安委員会の事務の専決に関する規程」の一部改正について
警察から、
「「長崎県公安委員会の事務の専決に関する規程」の一部改正(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(5) 犯罪被害者等給付金(遺族給付金)の支給裁定について
警察から、
「犯罪被害者等給付金(遺族給付金)の支給裁定(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(6) 令和7年度不当要求防止責任者講習の委託について
警察から、
「令和7年度不当要求防止責任者講習の委託(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(7) 地域交通安全活動推進委員の委嘱について
警察から、
「地域交通安全活動推進委員の委嘱(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(8) 信号機の廃止について
警察から、
「信号機の廃止(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(9) 運転免許の行政処分(取消し)について
警察から、
「運転免許の行政処分(取消し)について(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(10) 運転免許の行政処分(事後取消し)について
警察から、
「運転免許の行政処分(事後取消し)(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
6 報告事項
(1) 東彼杵郡波佐見町における傷害・監禁致死事件の検挙について
警察から、
「令和7年3月5日(水)、諫早市宗方町居住、54歳女性を傷害・監禁致死事件被疑者として逮捕した。
事件の概要は、同被疑者は、
○ 傷害
令和4年1月20日頃、東彼杵郡波佐見町のA男さん方において、A男さん(当時49歳)の鼻を刃物で切りつける暴行を加え、A男さんに加療約2週間の鼻部切創の傷害を負わせた
○ 監禁致死
令和4年2月6日から同年2月7日までの間、同A男さん方において、全裸状態のA男さんを2階のベランダに閉じ込めて監禁し、A男さんを低体温症により死亡させた
というもので、令和4年2月7日、消防局からの通報を受けて本件を認知し、所要の捜査を実施した結果、被疑者の犯行が明らかとなったことから逮捕したものである。」
との報告があった。
委員から、
「被害者は2階のベランダに閉じ込められて監禁され、低体温症により亡くなったとのことであるが、飛び降りて逃げたりできなかったのか。また、逮捕まで3年もかかった理由は何か。」
との発言があり、
警察から、
「2階から降りられなかったのは、ベランダに閉じ込められた時点で被害者が裸であり、羞恥心もあったのではないかと思われる。実はベランダに閉じ込められた時間は2~3時間程度であったが、寒い時期であったことと、裸であったということで、体温が奪われたという状況である。
逮捕まで3年かかったのは、因果関係の捜査に時間を要したためである。」
との説明があった。
委員から、
「本当に驚いた事件であった。今後は女性が男性にDVを働くケースは増えてくるのだろうか。」
との発言があり、
警察から、
「以前は男性が女性に一方的に暴力を振るうということが多かったが、最近は逆のパターンも増えてきており、社会情勢の変化に伴い、このようなケースも出てくると思われる。」
との説明があった。
(2) 官製談合防止法違反等事件被疑者の検挙について
警察から、
「令和7年3月8日(土)、佐々町長ら3人を官製談合防止法違反等事件被疑者として逮捕した。
事件の概要は、
佐々町長は、佐々町が令和6年7月26日に執行した「令和6年度松瀬団地(AB棟)給水管改修工事」の指名競争入札に関し、町長として適正に入札等に関する職務を行う義務があるのに、その職務に反し、他の被疑者と共謀の上、同日、同工事の入札における秘密事項である最低制限価格に近接する金額を教示し、同町文化会館において執行された同工事の入札において、最低制限価格に近接する1,659万円で入札させて同工事を落札させ、もって、偽計を用いて入札等に関する秘密を教示して入札等の公正を害すべき行為をした
というものである。
適用する罪名及び罰条は、
○ 入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律第8条
(5年以下の懲役又は250万円以下の罰金)
○ 刑法第96条の6第1項 公契約関係競売入札妨害
(3年以下の懲役若しくは250万円以下の罰金、又は併科)
である。」
との報告があった。
(3) 令和7年春の全国交通安全運動の実施予定について
警察から、
「令和7年4月6日(日)から同月15日(火)までの10日間、「てをあげて くるまにおしらせ ぼくはここ」をスローガンに、春の全国交通安全運動が実施される。
期間中は、
○ こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践
○ 歩行者優先意識の徹底とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進
○ 自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底
を推進する。
また、特別広報として、「横断歩道「止まらんば運動」」及び「安全横断「手のひら運動」」を推進する。
具体的な活動としては、
○ 春の全国交通安全運動開始式・出発式
○ 街頭活動
・通学路、交差点等における見守り活動
・県下一斉飲酒運転取締り、県下一斉自転車取締り
○ 広報啓発活動
・ポスター等の掲示及び自治体等管理のデジタルサイネージ、交通情報板、SNS、ラジオ等の各種媒体を活用した広報啓発活動
を実施するほか、各警察署において、
○ 交通安全街頭キャンペーン、早め点灯キャンペーン
○ 交通安全啓発パレード
○ 新入学児童に対する交通安全教室、高齢者宅訪問活動、出前型交通安全 講習会
○ 自転車安全利用キャンペーン
に取り組む。
また、県内統一行事として、
○ 街頭指導活動・広報活動強化の日(4月7日(月)及び4月14日(月))
○ 交通事故死ゼロを目指す日(4月10日(木))
○ 飲酒運転根絶強化の日(4月11日(金))
を予定している。」
との報告があった。
(4) 令和7年全国優秀警察職員表彰の受章について
警察から、
「警察職員として多年にわたり職務に精励し、多くの業績をあげ、抜群の功労があった
地域部通信指令課 警部補 山室 恵一
が全国優秀警察職員表彰(警察功労章)を受章した。
表彰式は令和7年3月3日(月)に東京都内で行われ、同年3月7日(金)、警察本部において、本部長に受章報告を行った
との報告があった。
委員から、
新聞記事によると、受章した山室警部補は、当たり前のことを粛々とやっただけです、と謙虚な表現をしていたが、長年の功績に敬意を表したい。」
との発言があった。
(5) 令和6年中における遺失物取扱状況について
警察から、
「令和6年中における遺失物取扱状況」
について報告があった。
(6) (公財)長崎県暴力追放運動推進センターの事業計画・収支予算書の受理について
警察から、
「(公財)長崎県暴力追放運動推進センターの事業計画・収支予算書の受理」
について報告があった。
(7) 暴力団対策法に基づく中止命令(みかじめ料要求行為)の発出について
警察から、
「暴力団対策法に基づく中止命令(みかじめ料要求行為)の発出」
について報告があった。
(8) 福島県公安委員会からの援助の要求の受諾について
警察から、
「福島県公安委員会からの援助の要求の受諾」
について報告があった。
(9) 福井県公安委員会からの援助の要求の受諾について
警察から、
「福井県公安委員会からの援助の要求の受諾」
について報告があった。
(10) 初任科生の入校式の挙行予定について
警察から、
「初任科生の入校式の挙行予定」
について報告があった。



