1 開催日時
令和8年8月6日(木)午後1時15分から午後5時15分までの間
2 開催場所
長崎県公安委員会会議室
3 協議事項
(1) 公安委員会宛て苦情申出に対する措置について
警察から、
「公安委員会宛て苦情申出に対する措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(2) 長崎県公安委員会の公印に関する規程の一部改正について
警察から、
「長崎県公安委員会の公印に関する規程の一部改正(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(3) 熊本県公安委員会からの援助の要求について
警察から、
「熊本県公安委員会からの援助の要求(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(4) 長崎県道路交通法施行細則の一部改正について
警察から、
「長崎県道路交通法施行細則の一部改正(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
(5) 運転免許の行政処分(取消し)について
警察から、
「運転免許の行政処分(取消し)(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
4 報告事項
(1) 令和8年上半期における人身安全関連事案の受理・対応状況について
警察から、
「令和8年上半期における恋愛感情等のもつれに起因する暴力的事案の受理・検挙状況については、
○ 受理総数 618件(前年同期比+11件)
○ 検挙総数 97件(前年同期比+34件)
であった。
児童・高齢者・障害者虐待事案の認知・対応状況については、
○ 児童虐待事案
・認知件数 264件(前年同期比-21件)
・通告児童数 387人(前年同期比-11人)
○ 高齢者虐待事案
・認知件数 70件(前年同期比-18件)
・市町への通報件数 58件(前年同期比-27件)
○ 障害者虐待事案
・認知件数 5件(前年同期比-10件)
・市町への通報件数 3件(前年同期比-8件)
であった。
行方不明事案の受理状況については、
受理件数 330件(前年同期比+32件)
うち特異行方不明者 225件(前年同期比+15件)
であった。
令和6年9月から人身安全関連事案の1つとして対応している「非定型事案」の受理状況については、
受理件数 8件(前年同期比-4件)
令和8年7月21日現在の継続数 4件
であった。」
との報告があった。
委員から、
「恋愛感情等のもつれに起因する暴力的事案において、被害を受ける人が増えないように頑張っていただきたい。
児童虐待事案では、心理的虐待が非常に気になるところである。
行方不明事案では、よく自治体が放送をしてくれていると感じる。引き続き、関係機関や地元の方としっかりと連携し、少しでも未然防止や解決に努めていただきたい。」
との発言があり、
警察から、
「ストーカー事案やDV事案については、組織的に危険性を判断し、常に最悪の事態を想定しながら、相談者の意向を踏まえた安全対策を講じることが大事であると考えている。具体的には、積極的な事件化、被害者の避難措置、被害者周辺の警戒活動などを基本どおり確実に進めていきたい。
児童虐待については、家庭内で行われることが多いので、学校や児童相談所などの他機関と連携し、虐待を受けた方の身柄の安全を図りながら対応していきたい。
行方不明者については、県内でも高齢者、認知症を患われた方などの行方不明事案が増加している。発見する際に効果があるGPS機器等の購入補助や貸出しを行っている市町があるので、県やその他の市町などに対し働き掛けを進めていきたい。」
との発言があった。
委員から、
「ストーカー事案とDV事案の検挙件数が増加したのは、県警察が、地道に、危機感を持って対応しているからだと思う。
児童虐待は、家庭内で発生した場合、警察が把握するのがなかなか難しいと思うので、これも地道に対応していただきたい。」
との発言があり、
警察から、
「ストーカー事案では、禁止命令を掛けた加害者に対し、定期的に連絡したり、精神科等の医療機関への受診の働き掛けを行ったりなどもしている。
児童虐待に関し、児童相談所との連携を進めるため、令和2年から警察官を児童相談所に派遣している。現在は、長崎こども・女性・障害者支援センターに警察官1名を、佐世保こども・女性・障害者支援センターに警察官OB1名を配置している。」
との発言があった。
委員から、
「恋愛感情等のもつれに起因する暴力的事案の認知件数が少し増えたのは、実際の発生件数が増えたというよりは、情報提供などが増えたので警察が認知した件数も増えたということか。」
との発言があり、
警察から、
「人身安全関連事案への対応は、検挙が目的というよりは、これから重大事案に発展するおそれがある人間関係を察知し、それを重大事件に発展させないように警察でコントロールしながら沈静化に持っていくというのが一番の目的である。
このことについて県民への周知が進んだため、いわゆる内輪もめなどの小さな情報でも警察に入りやすくなり、警察が察知しやすくなったというような一面があるかもしれない。」
との発言があった。
委員から、
「児童虐待については、乳幼児健康診査の受診状況を行政に確認したり、学校を欠席している児童を学校に確認したりすることで情報を入手できるかもしれない。」
との発言があり、
警察から、
「学校との連携は本当に大事なので、スクールサポーターによる学校訪問活動、避難活動等を通じて学校側が警察側に相談しやすい環境づくりに努めている。引き続き、継続していきたい。」
との発言があった。
(2) 平和祈念式典警護の実施予定
警察から、
「平和祈念式典警護の実施予定。」
について報告があった。
委員それぞれから、
「長崎県にとって本当に大切な行事なので、暑くて大変だと思うが、しっかりと警護をお願いする。」
「緊張感のある大変な業務だと思うが、事故がないようにお願いしたい。」
「熱中症などに十分に注意していただきたい。」
との発言があった。
(3) 損害賠償請求上告事件等の棄却決定(終結)について
警察から、
「損害賠償請求上告事件等の棄却決定(終結)」
について報告があった。
(4) 令和8年第2・四半期における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に係る禁止命令・警告等の実施結果について
警察から、
「令和8年第2・四半期における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に係る禁止命令・警告等の実施結果」
について報告があった。
(5) 令和8年上半期における交通規制課関係の事務の専決状況について
警察から、
「令和8年上半期における交通規制課関係の事務の専決状況」
について報告があった。
(6) 令和8年上半期における運転免許管理課関係の事務の専決状況について
警察から、
「令和8年上半期における運転免許管理課関係の事務の専決状況」
について報告があった。
5 委員発言
委員から、
「ネットリテラシーについて漫画やクイズなどで広報している記事を見た。このような記事が、若者の興味を引く何かのきっかけになればよいと思う。」
との発言があり、
警察から、
「県警察においては、ネットリテラシーに関する取組として、高校生等にサイバーセキュリティボランティアを委嘱し、年齢層が近い小学生、中学生等にインターネットの適正な使用方法やインターネット空間の危険性について話をしてもらっている。」
との発言があった。
委員から、
「詐欺被害防止のため、知人に警察庁推奨アプリのダウンロードを勧めたが、ダウンロードや設定の方法で分かりにくい部分があったとのことだった。
高齢者本人がダウンロードするのが難しいという状況なので、デイサービスの施設関係者などにダウンロードや設定の方法をレクチャーし、高齢者が集まったところでダウンロードを促進してもらえば効果があるのではないか。」
との発言があり、
警察から、
「現在、県警察では、長崎空港の保安検査場内にいる搭乗待ちの方たち、運転免許試験場で待ち時間がある方たちなどにダウンロードをお願いする取組をしている。
委員が提案されたデイサービス施設関係者等へのレクチャーについても参考にさせていただき、今後も警察庁推奨アプリの普及を促進していきたい。」
との発言があった。
委員から、
「他府県において警察官が発砲した事案が2件続けて発生した。
警察はこのような事件がある度に様々な検討をしていると思うが、犯人が薬物中毒などで凶暴な場合があるということを念頭において、適正な対応ができるよう、日々の検討や訓練を続けていただきたい。」
との発言があり、
警察から、
「拳銃の使用については、警察官は、警察官職務執行法等に定められている要件にのっとった対応ができるように普段から訓練している。
また、刃物を所持する容疑者に対しては拳銃のほかに刺股等を使用して対応することもあり、現場の状況に応じた適切な対応が執れるよう、引き続き、指導していきたい。」
との発言があった。



