1 開催日時

令和8年1月22日(木)午後1時15分から午後3時20分までの間

2 開催場所

長崎県公安委員会会議室

3 委員発言

(1) 委員から、

「遠藤本部長は、今日が最後の定例会ということで、1年半大変お世話になった。
次の異動先である警視庁交通部でも更なる御活躍を願っている。
最近、交通関係で少し気になる話として、緊急車両が通るときに、よけない人が多いということを聞いた。
自分自身の感覚としては、パトカーや消防自動車のサイレンは音が大きいが、救急車のサイレンは、かなり静かになっているような気がする。
出動の機会が多い分、苦情が多いので、サイレンをそういう構造にしたのだろうと思う。
昔、教習所の教官に、緊急車両の音に気付かないことも結構あるから、前だけでなく、時々はミラーで後方にも注意するように言われたので、自分自身はその言い付けを守っているが、このように教習所で習うようなことを守らず、後ろを見ていない運転手が多いから緊急車両が来てもよけないケースが増えているのではないかと思う。
周りに気を配りながら運転するという、そういう基本的なところを自動車学校などで徹底すれば、状況は改善すると思う。
緊急車両のよけ方を始め、全体的な交通マナーの更なる向上が図られる取組を期待している。」
との発言があった。

(2) 委員から、

「遠藤本部長には大変お世話になった。今後の御活躍をお祈りする。
今朝、水戸市で起こったストーカー殺人事件がテレビで取り上げられていた。
被害者は、妊娠中であったということで、本当に痛ましい事件だと思う。
被害者は、警察にも相談していたものの、匿名で電話をかけたのみで、直接の相談までには行ってなかったということである。
テレビのコメンテーターは、これは警察としても対処のしようがなかったんじゃないか、年間約2万件という数多い通報の中で、やはりきちんとした訴えがないと対処ができないのではないかとコメントしていた。
そういう話を聞くと、各個人が自分の身をどうやって守るかという、自分自身の危機管理ということを常に考えておく必要があると感じた。
そのためには、やはり、危険な兆候としてはこういうことがあるとか、相談することでこういう解決策があるとかいうことを広報することが、大きい意味を占めると思う。
詐欺事件だけでなく、ストーカーのような事件でも、警察からの注意喚起の広報啓発はとても大事なことだと思うので、しっかりとした取組をお願いしたい。」
との発言があった。

(3) 委員から、

「私も水戸市のストーカー事件は、同じように痛ましく感じた。
このような事件が起こると、決まって、もう少しやりようがあったのではないかという議論があるが、ケースバイケースで本当に難しい対応であると思う。
一方で、例えば相談があったときに、匿名であったとしても、相談者に何か次の行動を起こさせるような、きめ細かい対応をしないと、また同じようなことが起こるのではないかと感じた。
そのためには、そういう危険な境遇に置かれた場合に、自分の身を守るためにどういう行動をしていくと良いのかということを、自分のこととして考えられるよう、しっかり広報啓発することが大事なのだろうと思う。
難しい対応であるとは思うが、よろしくお願いしたい。
遠藤本部長には大変お世話になった。今後の御活躍をお祈りする。」
との発言があった。

4 警察本部長発言

警察本部長から、
「1年半弱の任期であったが、委員各位からの御指導を賜りながら何とかやってこれたものと思っている。感謝申し上げたい。
緊急自動車の件については、自動車学校の段階で学んでいるはずであるが、それが行動に移せていないというのが問題なのだと思う。
自動車学校での指導をしっかりやっていただくということに加えて、警察側としてどのようなアプローチをすべきなのかについては、更なる検討が必要だろうと思っている。
水戸市でのストーカー事件については、詳細は分からないが、匿名で相談があった場合でも、どういったところが心配なのかとか、どういうふうにすべきなのかといった防犯指導は、その場ですることが多いのではないかと思う。
事案に応じて、危険性切迫性があるというケースであれば、警察側から積極的に動くというふうに考え方も変わってきている。
また、今回制度改正もあり、仮に訴えがなくても、警察側から警告をすることもできるようになった。
あとは、そういった事案、個々の脅威にどう判断し、対応していくかということになるものと思う。
いずれにしても、県警としてしっかり取り組んでまいりたい。」
との発言があった。

5 協議事項

(1) 令和8年度の運転免許関係事務等の委託について

警察から、
「令和8年度の運転免許関係事務等の委託(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

(2) 長崎県個人情報保護審査会への諮問について

警察から、
「長崎県個人情報保護審査会への諮問(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。

6 報告事項

(1) 「警察本部当番」の試行について

警察から、
「令和8年2月1日(日)から当面の間、職員の総労働時間の縮減を図り、更なる勤務環境の改善に取り組むため、警察本部宿日直に代えて閉庁時間帯における当番勤務を試行する。
体制については、当番責任者以下、行政当番、捜査・生活安全当番、交通・管制当番となり、警察署への指示、連絡・調整、報道対応、相談受理等の業務を行う。」
との報告があった。
委員から、
「2月1日から当面の間の試行ということであるが、これで支障がなければ、そのまま本格運用に移行するということでよいか。」
との発言があり、
警察から、
「そのとおり、試行期間中の改善点等を検証し、細部まで改善した上で、本格運用に移行していきたいと考えている。」
との説明があった。
委員から、
「かなり長い時間勤務しているということに少し驚いた。
少しでも勤務環境が改善されるのであれば、すばらしいことと思う。」
との発言があり、
委員から、
「まさに働き方改革であり、良いことと思う。
従来の宿日直勤務翌日の年次休暇は、実質的に強制休暇のような印象があるが、これは本来の年次休暇の趣旨とは違うものである。
この施策によって、年次休暇が本来の趣旨で適切に適用されるということであるので、この点も勤務時間の縮減と併せて改善点であると言える。
このような処遇の改善が、採用活動にもつながればいいと思う。」
との発言があった。

(2) 第51回衆議院議員総選挙違反取締本部の設置予定について

警察から、
「令和8年1月24日(土)、警察本部(捜査第二課内)に、警察本部長を取締本部長とする「第51回衆議院議員総選挙違反取締本部」を設置し、同日、県下22署に警察署長を長とする同取締本部を設置する。」
との報告があった。

(3) 警護の実施結果について

警察から、
「警護の実施結果」
について報告があった。

(4) 令和7年下半期における犯罪被害者等給付金関係業務に係る専決事項の報告について

警察から、
「令和7年下半期における犯罪被害者等給付金関係業務に係る専決事項」
について報告があった。

(5) 令和7年下半期における暴力団対策法等に基づく公安委員会の専決状況について

警察から、
「令和7年下半期における暴力団対策法等に基づく公安委員会の専決状況」
について報告があった。