1 開催日時
令和8年7月16日(木)午後1時15分から午後4時00分までの間
2 開催場所
長崎県公安委員会会議室
3 協議事項
(1) 「被爆81周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」警護に伴う援助の要求について
警察から、
「「被爆81周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」警護に伴う援助の要求(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
委員から、
「暑い中ではあるが、しっかりと任務を果たしてほしい。」
との発言があった。
(2) 運転免許の行政処分(取消し)について
警察から、
「運転免許の行政処分(取消し)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
4 報告事項
(1) 県議会「令和8年6月定例会」の開催結果について
警察から、
「令和8年6月定例会は、6月15日(月)から7月9日(木)までの25日間を会期として開催された。
警察関係では議案1件を提出し、7月9日の本会議において可決された。
また、知事専決事項関係として、損害賠償事案4件、公用車による交通事故4件の報告を行った。
一般質問においては、
○ 犯罪抑止のための対策と自治体との連携
○ 諫早警察署の移転建て替え
○ トクリュウ対策、誹(ひ)謗(ぼう)中傷対策
などに関する質問があり、予算決算委員会総括質疑においては、
○ 防犯アプリ開発事業費
に関する質疑があった。
また、総務委員会においては、
○ 外国人観光客に対する自転車の交通ルールの周知
○ 長崎市内署再編後の警戒体制
○ 防犯アプリの周知
○ 認知症の疑いがある方の行方不明の現状
○ 自転車の交通違反取締り状況
○ 児童相談所からの通報への対応
○ 警察業務におけるAIの活用
○ 給食業務委託の入札の経緯
○ 外国人観光客の交通事故の現状
○ 交通インフラの整備
などに関する質疑があり、それぞれ答弁を行った。」
との報告があった。
委員から、
「予算決算委員会において議員から防犯アプリ開発事業費について質疑されたように、県民も防犯アプリに興味があると思う。いつ頃に公開されるのか。」
との発言があり、
警察から、
「7月9日の県議会において6月補正予算が議案可決され、現在は業者と打合せをしている。来年3月末ぐらいをめどに運用開始したい。」
との発言があった。
委員から、
「特殊詐欺被害防止対策において警察庁推奨アプリが推奨されているが、長崎県警察独自の防犯アプリがあれば、県民は更に興味を持つと思う。」
との発言があった。
(2) 令和8年夏の定期人事異動の概要について
警察から、
「令和8年夏の定期人事異動は、7月24日(金)内示、8月21日(金)発令を予定している。
主な異動概要は、組織運営の円滑化に向けた是正及び特殊事情者の配置換えであるが、前者については、業務の属人化、閉鎖的な組織体質、人事の硬直化による不適切事案の防止に向け、これまで以上に人事の流動化を推進する必要があることから、長期にわたり同一所属に勤務する者について、今回の夏の異動から新たに対象に加えており、引き続き、春・夏の異動にかかわらず、適時適切に人事の活性化を進める。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「長期で同じ業務をさせると業務の属人化につながり問題が起こる。人事異動で組織を活性化させるのは大切である。」
「特殊事情者の配置換えについて、職員が申出をしやすいような雰囲気を醸成してしていただきたい。」
との発言があった。
(3) 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律及び道路交通法の一部改正について
警察から、
「自動車運転による死傷事犯の実情に鑑み、事案の実態に即した対処をするため、
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律及び道路交通法が改正され、本年7月21日から施行される。
今回の改正により、危険運転致死傷罪が成立する行為として、
○ 飲酒類型に係る要件が明確化
・血液1ミリリットルにつき1.0ミリグラム以上又は呼気1リットルにつき0.5ミリグラム以上のアルコールを保有する状態
・その他アルコールの影響により正常な運転が困難な状態
○ 高速度運転の対処困難性に関する類型が追加
・最高速度が時速60キロメートル以下の場合は時速50キロメートルを超える速度
・最高速度が時速60キロメートルを超える場合は時速60キロメートルを超える速度
・その他道路及び交通の状況に応じて重大な交通の危険を回避することが著しく困難な高速度で自動車を運転する行為
○ いわゆるウイリー走行やドリフト走行といった殊更滑走類型が追加される。
また、酒酔い運転については、アルコール濃度の数値基準が設けられ、
・血液1ミリリットルにつき1.0ミリグラム以上又は呼気1リットルにつき0.5ミリグラム以上のアルコールを保有する状態
・その他アルコールの影響により正常な運転ができないおそれのある状態
で運転した場合は、酒酔い運転が成立することとなる。
前述のとおり、それぞれの数値基準に満たない場合も危険運転致死傷罪及び酒酔い運転は成立することから、数値基準のみで安易に判断することなく、各種捜査結果を踏まえて総合的に判断することが必要となる。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「危険運転致死傷罪における数値基準が設けられたことは一つの進歩かと思うが、そもそもが飲酒運転や酒気帯び運転が発生しないようにしなければならない。ドライバーへの広報活動を引き続きお願いしたい。」
「酒酔い運転等の捜査において強制採血する場合があるが、裁判所の許可を受けるのに時間がかかると思う。捜査に支障が出ないよう、円滑に運用できるようにしていただきたい。」
との発言があった。
(4) 令和8年度テロ対策パートナーシップ長崎定例会の実施結果について
警察から、
「令和8年6月29日(月)、警察本部において「令和8年度テロ対策パートナーシップ長崎定例会」を開催した。
本会議は、本県におけるテロの未然防止に資するため、警察、関係機関及び民間事業者が緊密に連携し、継続的に各種テロ対策を推進することを目的に開催しており、公共交通機関、ライフライン関連事業者など、47の企業・団体等から52人が参加した。
同会議では、「空港における消火・救難体制」及び「国民保護」に関する講話、各分科会の活動等報告等を実施した。
今後も分科会ごとに講習会、訓練等を行い、更に危機意識の共有を図る方針である。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「関係機関と連携し、連絡を取り合うことに大きい意味があるので、これからも進めていただきたい。」
「参加者が、その周囲の人たちに危機意識を共有してくれることに期待したい。」
との発言があった。
(5) 経済安全保障セミナーの開催結果について
警察から、
「令和8年7月1日(水)、警察本部において「経済安全保障セミナー」を開催した。
本会議は、長崎県警察経済安全保障対策プロジェクトチーム及び官民ネットワーク「テクノロジー・プロテクションながさき」について、より一層の活性化を図り、県内企業における危機意識の醸成や経済安全保障に対する関心をより深めることを目的として開催しており、長崎県、先端技術保有企業など、40の企業・団体等から68人が参加した。
同会議では、「経済安全保障に係る取組」及び「組織におけるサイバーセキュリティの重要性」に関する講話等を実施した。
なお、本県警察における経済安全保障セミナーの開催は、今回が初めてである。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「初めての試みということであり、本当に良いことだと思う。」
「企業と県警察が一緒に取り組むことに大きな意義があると思うので、継続していただきたい。」
との発言があった。
(6) 令和8年第2四半期における処分等及び本部長表彰について
警察から、
「令和8年第2四半期(4月~6月)における被処分者等数は2人であり、令和8年上半期における被処分者等数の累計は7人となっている。
また、令和8年第2四半期における本部長表彰(賞詞・賞誉)は、事件検挙功労や学業成績優秀等で個人に対して17件を行った。」
との報告があった。
委員から、
「本来なら被処分者等はゼロとなるべきではあるが、減少したということなので、ちゃんと指導がなされているものだと思っている。」
との発言があった。
委員から、
「職員のモチベーションを上げるために表彰は本当に大切なことだと思う。管理職の方は大変だと思うが、部下の活動状況をしっかりと確認していただきたい。」
との発言があった。
(7) 公安委員会宛て苦情申出の受理について
警察から、
「公安委員会宛て苦情申出の受理」
について報告があった。
(8) 令和8年上半期における暴力団対策法等に基づく公安委員会の事務に係る専決状況について
警察から、
「令和8年上半期における暴力団対策法等に基づく公安委員会の事務に係る専決状況」
について報告があった。
(9) 令和8年上半期における交通指導課関係の事務の専決状況について
警察から、
「令和8年上半期における交通指導課関係の事務の専決状況」
について報告があった。
5 委員発言
委員から、
「トクリュウ関連犯罪などで若い人たちが犯罪に手を染めることを防がなければならない。難しいとは思うが、広報活動を推進してほしい。」
との発言があり、
警察から、
「少年を闇バイト等に加担させないため、学校、教育委員会等と連携し、中学校、高校、少年サポーター等に御協力いただき、学生に対する非行防止教室を行っている。闇バイトへ応募する行為は、重大な犯罪に関与をして取り返しのつかない結果を招く行為であり、取り返しのつかない結果を招くことになることを具体的な事例を交えながら、広報等を行っていきたい。
有職無職の学校に行ってない若者に対しては、SNS等での広報を通じて、また、街頭補導活動等を通じて、その危険性等を周知していきたい。」
との発言があった。
委員から、
「長崎県警察機関誌「でじま」に長崎の魅力や赴任先の魅力についての記事が掲載されていた。とても良い切り口で、非常に良い記事だったと思う。
これから異動の時期となり、異動することに不安を抱く職員がいるかもしれないが、この記事を見て「仕事もプライベートも一所懸命頑張ろう。」などと思う職員がいるのではないか。」
との発言があった。



