1 開催日時
令和8年7月30日(木)午後1時15分から午後4時45分までの間
2 開催場所
長崎県公安委員会会議室
3 警察説明
警察から、
「令和8年7月28日16時27分、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7を観測する地震が発生し、県内においても南島原市で震度5強を観測した。
本県警察では、警備部長を長とする長崎県警察災害警備本部B号を設置して被害状況の確認に当たっているが、県内での人的被害は確認されていない。
島原市では、平成新山溶岩ドームが一部崩落し、眉山についても表層剥離が広範囲に発生。いずれも大きな崩落につながる兆候はみられていないが、引き続き、注意監視を継続する必要がある。
また、県内では、今後1週間程度、最大震度5強程度の揺れに注意する必要がある。」
との説明があった。
委員それぞれから、
「迅速な対応に感謝する。」
「余震や台風の影響が懸念されるが、引き続き、しっかりと対応をお願いする。」
「二次被害が出ることのないよう、注意しながら対応をお願いする。」
との発言があった。
4 協議事項
公安委員会宛て苦情申出に対する措置について
警察から、
「公安委員会宛て苦情申出に対する措置(案)」
について説明があり、協議の上、原案どおり決定した。
5 報告事項
(1) 令和8年上半期における犯罪情勢について
警察から、
「令和8年上半期における全国の刑法犯認知件数は38万3,364件で、前年同期と比べて1万7,727件増加し、4.8パーセントの増加となっている。検挙件数・検挙人員は前年同期と比べて増加しており、検挙率は38.4パーセントで前年同期と比べて0.2ポイント減少している。
九州管区における刑法犯認知件数は4万1,303件で、前年同期と比べて2,780件増加し、7.2パーセントの増加となっている。検挙件数・検挙人員は前年同期と比べて増加しており、検挙率は43.1パーセントで前年同期と比べて0.8ポイント上昇している。
本県における刑法犯認知・検挙状況は、
○ 刑法犯認知件数 2,333件(前年同期比+365件)
(全国で少ない方から第15位、管区第4位)
○ 検挙率 57.4パーセント(前年同期比-2.3ポイント)
(全国で高い方から第8位、管区第1位)
○ 犯罪率 189.4件
(全国で低い方から第5位、管区第1位)
となっている。罪種別の認知件数は、風俗犯以外は増加しており、
○ 凶悪犯 35件(前年同期比+11件)
○ 粗暴犯 298件(前年同期比+67件)
○ 窃盗犯 1,146件(前年同期比+140件)
○ 知能犯 491件(前年同期比+117件)
○ その他 296件(前年同期比+42件)
である。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「刑法犯の検挙率が全国で第8位、管区内で第1位であり、本当に素晴らしいと思う。」
「知能犯の検挙率が他の罪種と比較して低くなっているのをみると、やはり特殊詐欺などへの対策で苦労しているのだろうと感じた。
犯人の検挙はもちろんだが、被害の未然防止対策もしっかりと推進してほしい。」
との発言があった。
(2) 捜査用似顔絵講習会の開催結果について
警察から、
「令和8年7月21日(火)、警察本部において、捜査用似顔絵の作成技術の向上を図り、捜査用似顔絵のなお一層の効果的活用を図ることを目的として、捜査用似顔絵講習会を開催した。
講習会には、講師として絵画教室講師を招き、各所属の警察官及び事務職員31人(うち女性16人)が、
○ デッサンの基本、顔の描き方の基本、実践的な作成手順
○ 上級似顔絵捜査官による実践的捜査用似顔絵作成要領
について教養を受け、実践的似顔絵作成(受講者二人一組による似顔絵作成)に取り組んだ。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「捜査用似顔絵が被疑者の検挙につながった事例があるとのことなので、作成技能の向上に努めていただきたい。」
「講習を続けることで優れた捜査員が出てくると思う。そのような捜査員を更に育成することで成果につなげていただきたい。」
「捜査用似顔絵の方が、実際の写真よりも特徴を捉えることがあると思う。
上級似顔絵捜査官が増えることに期待したい。」
との発言があった。
(3) 令和8年夏の交通安全週間の実施結果について
警察から、
「令和8年7月11日(土)から同月17日(金)までの間、「令和8年夏の交通安全週間」を実施した。
期間中における交通事故発生状況(暫定値)は、
○ 発生件数 57件(前年同期間比+5件)
○ 死者数 0人(前年同期間比±0人)
○ 負傷者数 71人(前年同期間比+6人)
であった。
期間中における取組としては、
○ 街頭活動
・通学路、交差点等における見守り活動
・県下一斉の飲酒運転取締り及び自転車取締り
○ 広報啓発活動
・マクドナルド店舗等のデジタルサイネージでの啓発動画の放映
・交通情報板、SNS、ラジオ、情報誌等の各種媒体による広報
・懸垂幕、横断幕、ポスター等の掲示
○ 各警察署の取組
・武雄警察署(佐賀県警察)との合同による出発式
・安全運転管理協議会加盟事業者による交(こう)通(つう)安(あん)全(ぜん)旗(き)リレー出発式
・高齢者宅等訪問指導活動
・スケアード・ストレイト教育技法を取り入れた交通安全教室
・飲酒運転根絶のための酒類提供飲食店訪問指導活動
・警備艇を活用した交通安全広報
などを実施した。」
との報告があった。
委員それぞれから、
「事業所、学校等と連携した取組は効果的だと思う。」
「交通安全運動期間中に交通事故の発生件数や負傷者が増加したのは残念であるが、引き続き、交通取締りや広報活動などを継続していただきたい。」
「警備艇を活用した漁港利用者に対する交通安全広報などの普段と異なる視点での取組は効果的だと思う。」
との発言があった。
(4) 公安委員会宛て苦情申出の受理について
警察から、
「公安委員会宛て苦情申出の受理」
について報告があった。
(5) 令和8年上半期における犯罪被害者等給付金関係業務に係る専決事項の報告について
警察から、
「令和8年上半期における犯罪被害者等給付金関係業務に係る専決事項」
について報告があった。
(6) 令和8年上半期における犯罪被害者等早期援助団体関係業務に係る専決事項の報告について
警察から、
「令和8年上半期における犯罪被害者等早期援助団体関係業務に係る専決事項」
について報告があった。
(7) 警察職員の職務執行に関する警察宛て苦情の取扱状況(令和8年第2四半期)について
警察から、
「警察職員の職務執行に関する警察宛て苦情の取扱状況(令和8年第2四半期)」
について報告があった。
(8) 令和8年度九州管区内警察柔道・剣道・逮捕術大会の開催結果について
警察から、
「令和8年度九州管区内警察柔道・剣道・逮捕術大会の開催結果」
について報告があった。
(9) 訴訟外の損害賠償請求の受理について
警察から、
「訴訟外の損害賠償請求の受理」
について報告があった。
(10) 令和8年上半期(1月~6月)における「街頭防犯カメラシステム」の記録データ活用状況について
警察から、
「令和8年上半期(1月~6月)における「街頭防犯カメラシステム」の記録データ活用状況」
について報告があった。
(11) 指定暴力団四代目福博会(福岡県)の名称及び代表する者の変更について
警察から、
「指定暴力団四代目福博会(福岡県)の名称及び代表する者の変更」
について報告があった。
(12) 令和8年上半期における交通企画課関係の事務の専決状況について
警察から、
「令和8年上半期における交通企画課関係の事務の専決状況」
について報告があった。
(13) 被爆81周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典警護警備に伴う援助の要求の受諾について
警察から、
「被爆81周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典警護警備に伴う援助の要求の受諾」
について報告があった。
(14) 令和8年上半期における小型無人機等の飛行に関する通報の受理に係る専決状況について
警察から、
「令和8年上半期における小型無人機等の飛行に関する通報の受理に係る専決状況」
について報告があった。
6 委員発言
委員から、
「一部改正された自動車運転死傷処罰法等が本年7月21日から施行されたが、新たな数値基準が適用された事例はあるか。」
との発言があり、
警察から、
「捜査中の事例はあるが、現時点で事件化に至った事例はない。」
との発言があった。
委員から、
「政府がストーカーの加害者にGPS端末を装着して被害者に接近したことを知らせる仕組みの導入を検討している。」との新聞記事を見た。
ストーカーに対して様々な取組がされている中で殺傷事件に発展する事案が発生している状況なので、賛成したい気持ちではあるが、運用が難しいと思う。」
との発言があり、
警察から、
「7月28日に政府の犯罪対策閣僚会議で取り上げられたところであり、細かな部分はこれから検討される。
県警察としては、これから定められる政府の方針を受け、対策等を進めることにになる。」
「いずれにせよ、県警察としては、事件化すべき事案の確実な事件化、被害者等の保護措置など、これまで行ってきた取組を推進していく必要がある。」
との発言があった。



