まずは見てみよう(YouTube(長崎県警察 マイナ免許証広報動画)へリンクします。)
制度の概要
令和7年3月24日(月)からマイナンバーカードと運転免許証の一体化が始まります。
免許を持つ方は、下の3つから選べるようになります。
- 運転免許証の免許情報が記録されたマイナンバーカード(マイナ免許証)のみを持つ
- 従来の運転免許証のみを持つ
- マイナ免許証と運転免許証を2つ持つ
※自動車等の運転の際は、どちらかを携帯する必要があります。
マイナ免許証に記録される情報は
- マイナ免許証の番号
- 免許の年月日及びマイナ免許証の有効期限の末日
- 免許の種類
- 免許の条件に係る事項
- 顔写真
等であり、マイナ免許証のICチップに記録されます。
※マイナンバーカードの券面には免許に関する事項は記載されません。
マイナ免許証の申請ができる場所・時間
マイナ免許証の申請は
① 免許証更新時等の手続に併せて申請すること
② 他の手続を伴わず、マイナ免許証の申請のみをすること
のいずれも可能です。
①の方法を希望する方は、免許証更新等の受付時間にお越しください。
②の方法を希望する方の受付時間は、次のとおりです。
運転免許試験場
午前 | 午後 | |
平日(月~金) ※年末年始、祝祭日を除く |
10:30~11:15 | 14:00~15:30 |
日曜日 ※年末年始を除く |
受付なし | 15:00~16:00 |
長崎運転免許センター
午前 | 午後 | |
平日(月~金) ※年末年始、祝祭日を除く ※第2、第4日曜日の2日前の金曜日を除く(閉庁日) |
10:30~11:15 | 14:00~15:30 |
第2日曜日、第4日曜日 ※年末年始を除く |
受付なし | 15:00~16:00 |
警察署(長崎署、大浦署、浦上署、大村署を除く)、雲仙北交番
午前 | 午後 | |
平日(月~金) ※年末年始、祝祭日を除く |
9:00~11:00 | 13:00~16:00 |
マイナ免許証の申請に必要なもの
- 運転免許証
- マイナンバーカード(有効期限が切れていないもの)
- 申請用写真(縦3.0センチ、横2.4センチ、上三分身、無背景、無帽)詳細はこちら
※以下の場合は申請用写真は必要ありません
① 試験場(大村市)、長崎運転免許センター(長崎市)、即日交付警察署に申請を行う場合
② 後日交付警察署において、免許更新等の写真を持参する手続と同時に申請を行う場合 - 手数料
他の手続を伴わずマイナ免許証の申請のみをする場合は1,500円。
その他手続と同時申請の場合は手続ごとに手数料が異なります。
詳細は、手数料額一覧 [PDFファイル] を御確認ください。 - スマートフォン
※マイナポータルをインストールの上、ログインできる状態で持参してください。
※警察庁ホームページから「マイナ免許証読み取りアプリ」を事前にダウンロードしてください。 - マイナンバーカード署名用電子証明書用パスワード(有効であること)
※マイナポータル連携や住所変更等ワンストップサービス利用に必要です。
※署名用電子証明書のパスワードの有効期限はマイナンバーカードの有効期限とは異なりますので注意してください。
マイナ免許証のメリット等
マイナ免許証のメリットを受けるためにはマイナポータルとの連携手続きが必要ですので、マイナポータル(外部サイトへリンク)の設定を行ってください。
マイナンバーカードと運転免許証の一体化・オンライン更新時講習(警察庁ホームページへリンク)
住所変更等が楽になる
- マイナ免許証広報動画2 (YouTubeへリンクします。)
住所・氏名の変更手続がワンストップ化され、市町に届け出れば警察への変更届出が不要となります。
注意する点
- マイナンバーカードに記録している署名用電子証明書を警察に提出して、ワンストップサービスの利用開始手続を行う必要があります。
(特に注意)利用するには事前に市町村役場窓口で設定した6~16桁番号暗証番号が必要となります。 - マイナ免許証のみを利用する人に限られます。
- 運転免許データのうち「住所、氏名、生年月日」がマイナンバーカード記載の内容になります。
※免許証の住所だけを変えて免許更新や再交付申請を行うことはできなくなります。 - 本籍の変更については、変更の都度、マイナポータルから本籍連携手続をとる必要があります。住所・氏名の変更と異なり、市町村窓口での手続だけでは本籍の変更はできません。
オンライン更新時講習が受講可能になる
- マイナ免許証広報動画3 (YouTubeへリンクします。)
更新時講習をオンラインで受講できます。
注意する点
- マイナンバーカードに記録している署名用電子証明書を警察に提出して、マイナポータルとの連携手続を行う必要があります。
(特に注意)利用するには事前に市町村役場窓口で設定した6~16桁番号暗証番号が必要となります。 - マイナ免許証を利用する人に限られます(免許証とマイナ免許証の2枚持ちでも受講可能)。
- 優良運転者講習と一般運転者講習対象者に限られます。
※優良運転者講習:免許経歴が5年以上で誕生日40日前から過去5年間の内で無事故・無違反(例外あり)
※一般運転者講習:免許経歴が5年以上で誕生日40日前から過去5年間の内で軽微な違反が1回のみ(例外あり) - 受講時に使用する端末の内側カメラで受講者の顔を撮影する必要があります。
- オンライン講習は誕生日が「3月24日」(免許証の有効期限の末日が「令和7年4月24日」)以降の方に限られます。
- オンライン講習受講後は必ず運転免許試験場や警察署等での免許証更新手続(視力検査等)が必要となります。
経由地更新可能期間が延長され、手続が迅速化される
- マイナ免許証広報動画4 (YouTubeへリンクします。)
住所地以外の都道府県公安委員会の窓口で免許証更新申請を行う「経由地更新」が可能となる期間が延長され、手続が迅速化されます。
注意する点
- マイナ免許証を利用する人に限られます(免許証とマイナ免許証の2枚持ちでも申請可能)。
- 優良運転者講習と一般運転者講習対象者に限られます。
※優良運転者講習:免許経歴が5年以上で誕生日40日前から過去5年間の内で無事故・無違反(例外あり)
※一般運転者講習:免許経歴が5年以上で誕生日40日前から過去5年間の内で軽微な違反が1回のみ(例外あり) - 経由地更新を行う場合は住所地県(免許証の住所地)で手数料を支払った証明が必要となります(現行制度と同様)。
マイナ免許証の免許情報確認方法
マイナ免許証を保有している方の免許情報の確認方法は以下の3つとなります。
- 運転免許試験場、長崎運転免許センター、警察署等に設置している申請自動受付機で確認する。
- マイナポータル(外部サイトへリンク)を経由して確認する。
※あらかじめ署名用電子証明書を運転免許試験場等で提出し、マイナポータルとの連携手続を行うことが必要となります。 - スマートフォンやパソコンに「マイナ免許証読取りアプリ」をインストールして確認する。
マイナ免許証の注意点
マイナ免許証についての注意点をお伝えします。
- マイナンバーカードの有効期限満了に伴ってマイナンバーカードを更新すると、マイナンバーカードからマイナ免許証の情報がなくなります。
マイナ免許証の情報がなくなると、マイナンバーカードでは免許不携帯となり運転ができなくなります。
マイナンバーカードの更新を行った後は、速やかに試験場、長崎運転免許センター、免許手続可能な警察署等で免許情報の記録(手数料1,500円)を再度受けていただく必要があります。 - マイナ免許証を申請すると免許証の氏名、生年月日、住所はマイナンバーカード記載のとおりとなります。
免許証の住所や免許証の氏名の字体等について、現在マイナンバーカードと異なっている方がおられますが、マイナ免許証申請時には全てマイナンバーカードの記載の字体等に統一されます。
マイナ免許証申請前までにマイナンバーカードの記載内容を確認し、マイナンバーカードの記載事項の変更が必要な場合は、住所地の市町村に御相談ください。 - マイナ免許証はマイナンバーカードのICチップ内に免許データを登録します。マイナンバーカードのICチップが破損した場合はマイナ免許証として確認できなくなります。
運転前に「マイナ免許証読取アプリ」を使ってマイナ免許証のデータが破損していないか確認してください。 - 免許関係手続を行う場合は保有形態全ての免許証の持参が必要です。
免許証とマイナ免許証の2枚を保有する場合、免許更新等の免許関係手続を行う際に、2枚とも窓口に持参しなければ手続ができません。
署名用電子証明書提出時の同意文書
署名用電子証明書を提出する際は、同意文書を確認の上で同意しておく必要があります。
署名用電子証明書の提出を行う自動受付機に表示される文書と同一の内容を掲載しますので、マイナ免許証を希望する方は、同意文書の内容を一読しておいてください。
- 免許証とマイナ免許証の2枚持ちを希望する方(マイナポータル連携)の同意文書
01_利用規約(マイナポータルとマイナ免許証の連携) [PDFファイル] - マイナ免許証の1枚持ちを希望する方(マイナポータル連携+ワンストップサービス利用申請)の同意文書
02_利用規約(住所変更ワンストップサービス等の利用開始手続) [PDFファイル] - ワンストップサービスの利用解除をする方の同意文書
03_利用規約(住所変更ワンストップサービス等の利用解除(同意の取消)手続) [PDFファイル]
海外渡航予定の方へ
- マイナ免許証の券面には免許情報が記載されません。免許情報を読み取るためには専用アプリが必要となりますが、海外の国では読み取りに対応していない可能性があります。
- 海外渡航をされる際に日本の免許証を海外で提示する予定がある場合は、必ず従来の免許証をお持ちください!
マイナ免許証リーフレット [PDFファイル]