最新のお知らせ
ECサイト・フリマサイトで犯罪に加担させる「副業」募集活動に注意してください。
SNSなどの副業募集には「高額報酬」などの言葉で巧みに勧誘し、犯罪グループの一員として利用するものなどがあります。
知らないうちに犯罪に加担させられないように、甘い言葉には十分注意しましょう。
犯罪被害に遭わないために
<フィッシング>
ショートメールやメールなどに記載されたリンク先から本物そっくりの偽サイトにアクセスさせることで、本物のサイトと勘違いさせ、アカウント情報(ユーザIDやパスワードなど)、クレジットカード番号などの個人情報を盗みとろうとします。
・ フィッシング対策
<ショッピング詐欺>
格安の商品や珍しい商品を取り扱っているショッピングサイトで購入手続きを進めると、実際には全く別の粗悪な商品が届いたり、お金の支払いをしたのに商品が届かないなどの被害に遭います。
<標的型攻撃>
特定の組織・団体などに狙いを定め、事前に情報収集などの準備を行った上で、行われる攻撃です。
<サポート詐欺>
パソコンやスマートフォンなどの利用中に、急にウイルスに感染したという表示と大きな警告音が鳴らされます。
慌てて表示された電話番号への電話すると、相手からセキュリティ対策ソフトの契約を勧められ、その支払いのためにコンビニなどでプリペイドカードの購入するよう求められます。
購入してしまった際は一度の購入では終わらず、カードに不備があったなどといい、繰り返し購入を促されます。
<セクストーション>
人に知られたくない画像や性的な嗜好・弱みなどを元に、金銭や特定の行為について要求されます。
実際にはゆすりや脅しの元となるものを所持していない場合もあります。
<公共機関なりすまし>
公共機関になりすまして連絡することで相手に信頼させ、個人情報や金銭をだまし取ろうとします。
<犯罪実行者募集情報>
SNSなどにおいて、仕事の内容を明らかにせずに著しく高額な報酬の支払いを示唆する投稿等が、実際には単なる「アルバイト」等の求人ではなく、犯罪グループが犯罪の実行役の募集であることがあります。
・ ECサイト・フリマサイトでの犯罪に加担させる「副業」募集に注意!
セキュリティ対策
<基本的なセキュリティ対策>
基本的なセキュリティ対策を行うことで、犯罪被害に遭う可能性を減らすことができます。
・ パスワード設定
<SNSを使用する際の注意>
投稿した情報は、一度拡散されてしまうとなにもなかった元の状態に戻すことはできません。
また、掲載されている情報が本当ではない可能性もあるため、確認が必要です。
犯罪者にならないために
このくらいいいだろうと軽い気持ちで行ったことでも、法律に違反すれば犯罪になります。
してはいけないことについて、知識を蓄えましょう。
その他
<情報セキュリティ安心相談窓口>
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では一般的なサイバーセキュリティ対策等に関する窓口として「情報セキュリティ安心相談窓口」を開設しています。
<インターネットホットラインセンター>
インターネット・ホットラインセンター(IHC)では、インターネット利用者等から違法情報等に関する通報を受理し、警察への通報やサイト管理者等への削除依頼等を行っています。
<参考資料> インターネットホットラインセンター(IHC) 犯罪実行者募集情報追加
<SAGICHECK>
ウェブサイトの信ぴょう性を無償で確認できるサイト「SAGICHECK」が公開されました。
JC3(日本サイバー犯罪対策センター)からも情報を提供しています。
ショッピングサイトを怪しいと感じた場合の判断材料の一つにしてください。
<参考>
JC3(日本サイバー犯罪対策センター)「ScamAdviser(SAGICHECK)への協力」 https://www.jc3.or.jp/news/2023/20230301-488.html