少年警察ボランティア活動とは?
少年警察ボランティアには、少年補導員、学生サポーター等があり、少年の健全育成のため、日々活動を行っています。
少年補導員について
少年補導員は、地域社会における少年の非行防止活動の促進に努めているボランティア団体で、
- 街頭補導
- 健全育成活動
- 児童生徒安全活動
- 広報啓発活動
等の内容を通じて、日々、少年補導員が少年の非行防止と健全育成のため活動しています。
少年補導員の主な活動事例
1.街頭補導活動
少年の非行防止を図るため、各種祭礼行事等において、街頭補導を実施しています。
※街頭補導活動は随時行っています。
2.健全育成活動
各地区の少年補導員が、少年に対するスポーツ指導を通じて、少年の規範意識向上を図る等の健全育成活動を実施しています。
3.児童生徒安全活動
子供達を犯罪被害から守るため、各地区の少年補導員が、あいさつ運動や、登下校時の見守り活動等を実施しています。
4.広報啓発活動
キャンペーンやイベントに積極的に参加し、非行防止チラシの配布等を行っています。
学生サポーターについて
学生サポーターは大学生によるボランティアで、警察職員とともに
- 街頭活動(少年への声かけ)
- 少年の立ち直り支援活動(農業体験・学習支援)
- 非行防止等各種広報啓発活動(キャンペーン・非行防止教室)
- 子どもの誘拐、殺人事件被害現場での献花
等の活動を行い、少年の健全育成に努めています。
※ 学生サポーターの募集は、毎年4~5月頃に行っています。
学生サポーターの主な活動事例
1.街頭補導
学生サポーター腕章やジャンパーを着て警察職員とともに街頭補導を行っています。
学生サポーターは少年のお兄さん・お姉さん的立場で話がしやすいことから、少年の良き相談相手になることもあります。
2.少年の立ち直り支援活動(農業体験・学習支援)
学生サポーターやサポートセンター職員等が少年の立ち直りを目的に、農業体験、スポーツ体験、奉仕活動等の様々な取り組みを行っています。
少年自身の手で一つの物を作ったり、お年寄りとの交流を深めることで少年たちも達成感を感じたり、思いやりの心について考えたりと良い機会になるのです。
少年たちからは「参加してよかった」 「人から喜んでもらうことがこんなに嬉しいことなんだと気付きました」等、学生サポーターにとっては嬉しくもやりがいのある感想が聞かれます。
また、学校での勉強がうまくいかない少年たちには、学習支援等のフォローについても柔軟に対応する等、年齢も近い学生サポーターは、少年たちにとって頼れる存在なのです。
3.非行防止等各種広報啓発活動(キャンペーン・非行防止教室)
寸劇による非行防止劇団を作り、自分たちでシナリオや小道具作りから劇の練習を行い、幼稚園・小学校で披露しています。
4.子どもの誘拐、殺人事件被害現場での献花
事件を風化させない。二度とこのような悲惨な事件が起こらないよう、少年一人ひとりの声に耳を傾けなければならない。そのような気持ちから、事件現場へ献花を行っています。