沿岸線が長い長崎県
長崎県は、沿岸線が全国で北海道に次いで2番目に長く、朝鮮半島や中国大陸に近いということもあり、これまでに多くの密航事件が発生しています。
最近の密航事件には、日本に滞在するブローカーらが関わっていることが多く、特に、九州北部の沿岸線などで多く発生しているとみられています。
長崎県でも、近年、対馬や壱岐、平戸などで発生しており、上記のような地理的な特殊性や昨今の緊迫した国際情勢等から、今後、密航事件がいつ発生しても不思議ではありません。
密航船は、灯台や大きな橋等の目標物があり、人目につきにくい港や岸壁などを狙って接岸します。
不法滞在外国人の発見にご協力ください
日本には、8万人以上の不法滞在外国人がいると言われており、外国人犯罪の温床となっています。
不法滞在外国人の増加に伴い、精巧な偽造証明書等の流通が懸念されています。
不法滞在外国人に仕事をあっせんするブローカーや、資格外活動の許可の範囲を超えて外国人を稼働させる雇用先も存在するなど、不法滞在や不法就労等の手口も悪質化・巧妙化しています。
警察では、出入国在留管理局などの関係機関と連携して、不法滞在外国人の摘発を推進しています。
過去に県内で押収された偽造在留カード(添付写真)
おかしいな?と思ったら・・・・・迷わず通報を!
許すな!密航・不法滞在!
ワゴン車等、多くの人を運べるレンタカーを借りようとする不審な外国人がいた。
- 深夜や早朝、海岸付近で見慣れない人物や車を見かけた。
- 普段見かけない船が航行していたり、普段接岸しない場所に船が停泊している。
- 旅券等の身分証を見せようとしない外国人がいる。または、不法滞在の外国人を働かせている店がある。
等を見たり、聞いたりした場合、最寄りの警察署や交番・駐在所に情報をお寄せください。