防災の心構え
前兆現象を知る
- 崖崩れの前兆
崖から小石が落ちてくる、崖から水がわき出てくる、崖に割れ目ができる地滑りの前兆 - 地滑りの前兆
井戸の水が濁る、地面がひび割れたり陥没する、池や沼の水が急に変わる - 土石流の前兆
山鳴りがする、川の流れが濁ったり流木が混じる、急に川の水が少なくなる - 川の氾濫の前兆
急に水かさが増え、川の流れが急に速くなるなど
日頃の災害への心構えと備え
- 大雨や台風シーズン前の家の周囲のチェック
- 居住地区の発生しやすい災害の種類を把握
- 避難場所、避難経路を調べておく
- 連絡体制の確保
~自主避難をする場合も家族等に連絡しておきましょう
地震発生時の対処法
自宅の場合
- 身の安全の確保(机等の下にもぐる)
- 火の始末(ガスの元栓を閉める)
- 避難口の確保(玄関などのドアを開ける)
会社・デパート等
- 身の安全の確保(バッグなどで頭を保護する)
- 避難口の確認(非常階段)
- 冷静な行動(係員の指示に従うなど)
エレベーター
- 非常ボタンと各階のボタンを全て押す
- 非常ベルや非常電話で外部の人へ連絡
津波への心得
日頃の心得
- 非常時に備えて必要な物を準備
- 家具等を固定
- 避難要領(避難場所、経路)の確認
発生時の心得
- 強い揺れや津波警報発表時は安全な場所(高台等)へ避難
- 正しい情報をラジオ、テレビ、防災無線で入手する
- 津波警報等が解除されるまでは海岸等に近づかない
早岐警察署☎0956-39-0110
台風期における心構え
暴風雨のときは外出を控えましょう
暴風雨時の外出は被災の危険性が非常に大きくなりますので、外出は控えましょう。
- 過去の人的災害の大半が高齢者
- 外出していなければ、ほとんどの場合は被災していない
被害に遭わないためには!?
- 不要不急の用件で外出しない
- 早めに安全な場所へ避難する
- 細い道や倒壊の危険性のある場所(崖や川沿い)を通らない
- 近所の方に声掛けを!(特に子どもや高齢者等に配慮を!)
自然災害への対策
- 避難場所の把握、持出し用荷物の準備
- 気象情報のこまめなチェック
- 積極的な自主避難 等
日頃から防災意識を高く持ち、災害への備えを行うようにしておきましょう
竜巻等突風の特徴及び災害発生状況について
発達した積乱雲からは、竜巻、ダウンバースト、ガスフロントといった、激しい突風をもたらす現象が発生します。この現象は、年間を通じていつでも、どこでも発生し、特に台風シーズンである9月に最も多く発生します。
竜巻
積乱雲に伴う強い上昇気流により発生する渦巻き。ろうと状又は柱状の雲を伴い、数Kmに渡って移動し、被害地域は帯状になる特徴がある。
ダウンバースト
積乱雲から吹き下ろす下降気流が地表に衝突し、水平に吹き出す激しい空気の流れ。吹き出しの広がりは数100mから10Km程度で、被害地域は、円形あるいは楕円形など面的に広がる特徴がある。
ガストフロント
下降気流により、積乱雲の下で形成された冷たい(重い)空気の塊が、その重みにより外側(温かい(軽い)空気の側)に流れ出すことによって発生する。水平の広がりは、竜巻やダウンバーストよりも大きく、数10Km以上に達することもある。
竜巻災害の発生について
竜巻等の突風による災害は、破壊力が大きく、人命のみならず住家、交通機関等へ局地的に甚大な被害をもたらす場合があります。日本で発生する竜巻は
- 特に沿岸部で発生が多く確認されています
- 季節を問わず、台風、寒冷前線、低気圧などに伴い発生します
- 台風シーズンの9月に発生が最も多く確認されています
- 年間平均で約24件(海上竜巻を除く)の発生が確認されています
竜巻発生の兆し確認時の待避行動について
竜巻発生の兆しには、低い黒雲が接近・雷鳴や雷光・急に冷風が吹く・ひょうが降る等があります!
【屋内の退避行動】
- 雨戸・窓・カーテンを閉める
- 建物の中心部に近い窓のない部屋(トイレなど)や地下室に逃げ込む
【屋外の待避行動】
- 屋内に避難する
- 屋外行事、テントの使用、高所・クレーン・足場等での作業中は早めに避難する