竜巻等突風の特徴及び災害発生状況について

発達した積乱雲からは、竜巻、ダウンバースト、ガスフロントといった、激しい突風をもたらす現象が発生します。この現象は、年間を通じていつでも、どこでも発生し、特に台風シーズンである9月に最も多く発生します。

竜巻

積乱雲に伴う強い上昇気流により発生する渦巻き。ろうと状又は柱状の雲を伴い、数Kmに渡って移動し、被害地域は帯状になる特徴がある。

ダウンバースト

積乱雲から吹き下ろす下降気流が地表に衝突し、水平に吹き出す激しい空気の流れ。吹き出しの広がりは数100mから10Km程度で、被害地域は、円形あるいは楕円形など面的に広がる特徴がある。

ガストフロント

下降気流により、積乱雲の下で形成された冷たい(重い)空気の塊が、その重みにより外側(温かい(軽い)空気の側)に流れ出すことによって発生する。水平の広がりは、竜巻やダウンバーストよりも大きく、数10Km以上に達することもある。

竜巻災害の発生について

竜巻等の突風による災害は、破壊力が大きく、人命のみならず住家、交通機関等へ局地的に甚大な被害をもたらす場合があります。日本で発生する竜巻は

  • 特に沿岸部で発生が多く確認されています
  • 季節を問わず、台風、寒冷前線、低気圧などに伴い発生します
  • 台風シーズンの9月に発生が最も多く確認されています
  • 年間平均で約24件(海上竜巻を除く)の発生が確認されています

竜巻発生の兆し確認時の待避行動について

竜巻発生の兆しには、低い黒雲が接近・雷鳴や雷光・急に冷風が吹く・ひょうが降る等があります!
【屋内の退避行動】 
  • 雨戸・窓・カーテンを閉める
  • 建物の中心部に近い窓のない部屋(トイレなど)や地下室に逃げ込む
【屋外の待避行動】
  • 屋内に避難する
  • 屋外行事、テントの使用、高所・クレーン・足場等での作業中は早めに避難する
竜巻等の突風の特徴や災害発生についてよく理解し、竜巻発生の兆しを確認した場合は待避行動をとりましょう。