本部長

 

 

 

 

 

 

 

 謹んで、新年の御挨拶を申し上げます。

    県民の皆さまには、平素から警察活動に対する御理解と御協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。

    昨年の本県の犯罪情勢を顧みますと、特殊詐欺の増加などの要因もあり、平成16年から毎年減少しておりました刑法犯の認知件数が増加に転じました。また、重大事案に発展するおそれのあるストーカー・DV等の人身安全関連事案につきましても受理件数が増加しております。

   このような情勢の中、治安の一つの目安とされている犯罪率(人口10万人当たりの刑法犯認知件数)の低さや、犯人の検挙率の高さは全国で上位を維持するなど、依然として本県の治安は数字上はおおむね良好な状況にあります。しかし、犯罪の被害に遭われた方にとってそうした数字は関係ありません。一つでも被害を少なくすることが県警察の使命であり、一人でも多くの県民の方に安全安心を実感していただけるよう治安の維持に努めてまいります。

   交通情勢につきましては、一昨年と比較いたしまして、交通事故の発生件数・負傷者数が共に減少しました。しかし、高齢歩行者の交通死亡事故は増加するなど、いまだ多くの県民の尊い命が交通事故によって失われています。

   県警察といたしましては、地域住民の方々をはじめ、関係機関や団体の皆さまと連携を図りながら、交通死亡事故の抑止対策に取り組んでまいります。

   また、昨年中は、豪雨災害により県内で5人の方がお亡くなりになりました。近年は、自然災害が激甚化する傾向にあり、災害から県民の皆さまを守ることができるよう、災害警備活動における対処能力の向上や、防災意識を高めていく活動の推進に努めてまいります。

   引き続き、県民の皆さまの御理解と御協力を賜りながら、県警察の総力を挙げて「安全で安心な長崎県」を目指してまいります。

   本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 令和4年1月

 長崎県警察本部長 中村 亮